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彼女が好きだったのは僕じゃなくて、僕の書く遺書だった

最新エピソード掲載日:2026/06/03
朝倉には、遺書を書く癖がある。

本当に死ぬつもりはない。
その日にあった嫌なことや、うまくできなかったことを「遺書」として書くと、不思議と気持ちが整理できた。

ある日、そのノートをクラスメイトの篠崎に読まれてしまう。

なぜか彼女は次の遺書も読ませてほしいと言った。

放課後の旧校舎で遺書を渡し続けるうちに、朝倉は少しずつ篠崎を意識するようになる。

けれど、篠崎が朝倉の文章を読みたがる理由は、朝倉が思っていたものとは違っていた。
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