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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができて、SS級の先行者利益を得られたら〜  作者: 一日千秋
魔神侵攻編

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197話 任務2日目



次の日の早朝、俺たち3人は重いまぶたを無理矢理引き上げながら英雄の仕事に同行している。



昨夜というか、ついさっきまで寝ずにダンジョンについて語り合っていたのだ。


英雄が自室に帰って行った後も興奮冷めやらぬ俺たちは90階層がどんなところか予想したり、ダンジョンが何で出現したのか、神や魔神についてディスカッションしていた。



そんなことをしていたので頭が回らない。



なので、朝一の仕事が始まる前にトシくんが収納から回復薬を取り出し、俺たちに配ってくれた。


そして、瓶を右手に、左手は腰に添え、3人で乾杯する。




よし、翼が生えた。






さて、まずは英雄のテレビ出演だ。

朝の情報番組への出演のため昨日とは違うテレビ局へ到着するとすぐに準備が始まり、スタンバイ。



今日もまた昨日の様な派手な演出で登場し、カッコよく決めて、数ラリーの質疑応答をした後にカッコよく去っていく。


日本のエンタメは有名人が来日した時、キラキラした雰囲気さえ出しておけば、お茶の間を沸かせるのだ。



これにて朝の仕事は終わり、次は赤坂へ移動。



ここには米軍と自衛隊が共同利用できる施設があるらしく、そこで軍事演習が行われる。

次の仕事はその演習に参加するみたいだ。




施設の名は赤坂プレスセンターと言い、在日米軍基地らしい。



そこへ到着すると早速アメリカ兵がお出迎えにきてくれる。ゴリゴリの筋肉を纏ったアメリカ兵は英雄を見ると目を輝かせているではないか。やっぱ凄いんだな。



そして、施設内を案内され、大きな体育館の様な場所に到着。そこではアメリカ兵と自衛隊員がもうすでに訓練をしている。



訓練は筋トレやスキルの訓練、武器の訓練、組み手など、多岐にわたって行われていた。




「注目っ!!我らアメリカの英雄ミスター・ジョンソンとダンジョン管理局局長ミスター・リチャードの到着だ。集合っ!!※英語」



アメリカ兵の上官らしき人が大声で叫ぶと全員がテキパキした動きで集合してくる。



「敬礼っ!!

本日、日米合同訓練で指導してくれるミスター・ジョンソンだ!皆、少しでも多くの事を吸収できるよう努めよ!!※英語」




こうしてスパルタ軍事演習が始まり、安倍さんと竹山さんも自衛隊員側で参加するとの事で、俺たちは施設の隅で見学することになった。






「なぁ、訓練見てるだけって暇すぎねぇか?俺だけか?」



「いや、俺も暇だな。あっちの隅で俺たちも組み手でもしてるか?」



「お!それいいな!やるか!」



「ちょっと!2人とも!流石に今は辞めてよ!一応仕事中なんだしさ、しかもこんな貴重な体験できる機会ないんだから!この施設は普通入れないんだよ!建物内の雰囲気とか楽しまないと!」



「おう、まぁうん、それはわかったけど、トシの楽しみ方は独特だな」



「そう?こんなところに来れるなんてワクワクするじゃないか!」



「トシくん、、、とことん楽しむといいよ」


俺たちがガヤガヤ話していると正面で訓練をしていた白人アメリカ兵2人がギロッと睨みつけて何か英語を発しながら近づいて来る。



「おい、クソガキども、お前らうるせぇ!ぶち殺すぞ!※英語」




「なんだなんだ?いきなり、あいつ何言ってんだ?」


てっちゃんはあっけらかんとしながらトシくんに尋ねる。



「なんか、スラングかわからないけど殺すってよ!」



「はぁ!?やべぇなアメリカ人!」



「おいおい、普通に国際問題になる予感しかしないな」


俺はそいつらの目を睨みつける。



近づいてきた2人組の1人は俺の胸ぐらを掴み、ガッと押し上げた。


俺は何もせず、そのまま押し上げられているが一応、様子を見とく。多分ダメージは通らないからな。



だが、てっちゃんの方に行った兵士はすぐに拳を振り上げる。それを見たてっちゃんはすぐさま俊足を活かしてその兵士の視界から消えると背後に回り、下段し蹴りで足を引っ掛ける。



すると兵士は盛大に前へ転倒する。



「く、クソガキがっ!!!※英語」


その兵士は声を荒げ、立ち上がるとすぐにてっちゃんへ向かってまたその拳を振り抜く。


が、てっちゃんは容易に避ける。また次にきた攻撃を避ける。



「おい、おい、そんなんじゃ当たんねぇぜぇ!」



てっちゃんはニタニタ笑いながら避けまくる。







「そこッッッ!!!静かにしないかッッッ!!!何事だッッッ!!!※英語」






先ほどの上官兵士が大声で注意した声が施設内に響き渡る。


その声にリチャードさんや安倍さん達自衛隊員、英雄までもが振り返り、俺たちの方に視線を向ける。



めっちゃ見られてるじゃん。てか、こいつ早く胸ぐら掴むのやめろよ。目立つだろーが。




「サーッ!!この少年たちがうるさかったもので指導しようかと。※英語」



やっと離してくれたか。


俺の胸ぐらを掴んでいた男とてっちゃんに弄ばれていた奴が敬礼し、上官に報告する。



「彼らは客人だぞッ!やるなら正式に訓練を申し込めッ!※英語」




「ええ!?正式にならやっていいの!?マサトくん!てっちゃん!なんかヤバそうだよ!」


トシくんが慌て出す。



そこへ遠くで見ていたミスター・ジョンソンが重力を無視して飛んできた。


「ヘイ!オイラも混ぜてよ!いいだろ?君たちの実力、実際に目の前で見てみたかったんだよ!※英語」



おい、なんか知らんが英雄が話をややこしくしているような気がするぞ。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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