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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができて、SS級の先行者利益を得られたら〜  作者: 一日千秋
魔神侵攻編

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192話 依頼

こんにちは!

0話、プロローグのページ最下部に表紙のイメージ画像作成してありますのでぜひご覧ください!




翌日、俺たちは防衛省本庁がある市ヶ谷駅に来ていた。



その駅に着くと改札前に濃い緑色のスーツを着た見覚えのある2人が立っていたのだ。



「お久しぶりです、みなさんお待ちしておりました。本日、案内など務めさせていただきます、安倍です。そして、こちらが竹山です。何かありましたら我々2人にお声がけください」


俺は竹山さんと目が合うその瞬間に資格試験のことを思い出した。



「お久しぶりです。安倍さん、今日はよろしくお願いします。竹山さんもよろしくお願いします。俺たちの資格試験の時の監督官してた方ですよね!?まさかここでまたお会いするとは驚きました」



「ははは、していましたね。本日はよろしくお願いします!」



「千夏さん、山田さん、佐藤さん、よろしくお願いします。では、防衛省の本省庁舎までお連れいたします」



俺たちは安倍さんの後をついていく。



「竹山さんって今はもう試験監督やってないんすか?」


てっちゃんは歩き始めてすぐに疑問をぶつける。




「そうですね。去年、私は志願して本格的にダンジョン調査をする攻略部隊へ異動したんですよ。それも君たちの影響でね」



「え、そうなんすかっ!?」



「そうです。君たちがあの試験のあと一気に有名になったことがキッカケで、ダンジョンというものに興味が湧いてね。やはりオタク心をくすぐる何かには勝てなかったということです」



「それは分かるぜ!ワクワクするっすよね!」





そうこう話しているうちに本庁に到着。中に入って応接室のような部屋に通され、ソファに案内された。




「では、みなさん、こちらで少々お待ちください」


テーブルにはお菓子と緑茶が用意されている。




「なんか、ワクワクするね!誰が来るんだろうね!」


トシくんはこういう交渉やビジネスにおいて、かなり前向きな姿勢を見せてくれるので、俺たちはとても助かっている。



ノックが聞こえるとすぐドアが開き、40代半ばくらいの男性が部屋に入ってくる。


すると阿部さんと竹山さんはビシッと敬礼をし、部屋の隅で背筋を伸ばし、気をつけをした。



「初めまして、私は統合幕僚長の工藤です。本日はご足労ありがとうございます。今回、株式会社ダンジョン攻略部の皆様へご依頼の件をお話しさせていただきます」



「はい、本日はよろしくお願いいたします」

「よろしくお願いします」

「よろしくおねしゃっす!」



「まず、初めにこの話は国家機密の情報になりますのでこの依頼を受諾、辞退に関わらずこちらの書面にサインをお願いいたします。安倍三等陸曹っ」


「はっ!!」



安倍さんがテキパキした動作でテーブルに契約書とペン並べてくれる。


その契約書に目を通して問題ないようなので一人一人サインする。



「では、詳細を話していきます。


先日、アメリカ合衆国大統領から我が国の内閣総理大臣宛に一本の電話があったのです。米国の英雄が日本へ行きたいと。


その件は既に条件など上でまとまっており、ミスター・ジョンソンというアメリカで最も有名な探索者が3月26日に来日することが決定しています。


ですが、有事の際に抑止力が必要だと言う声が多数上がってしまった。彼に敵う探索者を残念ながら政府は抱えていないのです。そこで皆様に依頼したいと言うわけです。


また、ミスター・ジョンソンがどうしても皆様にお会いしたいという要望もあったため、我々から念を押させていただきました。

ですので、今回の件お引き受けいただけないでしょうか?」


工藤さんはこんな年下の俺たちに深々と頭を下げる。



「工藤さん、一旦頭を上げてください。俺はこの依頼受けてもいいと思うけど2人はどうだ?」



「英雄と会えるなんてな!俺もオッケーだぜ!」



「もちろん僕もだよ!ただ、こちら側のメリットとか条件は契約書で制作して話しておきたいです」



「おお、それはよかった。皆様ありがとうございます!では、佐藤さん、契約書などもちろんご用意していますので、これからお話しさせていただきます」





無事に依頼を受諾。

その後、ミスター・ジョンソンが今回日本で行く場所や仕事内容などの共有がされたのだった。



当日3/26の昼にこの場所集合となり、この任務は自衛隊から安倍さんと竹山さんも一緒に行動することとなっていて、2泊3日の長期任務となっている。





うわ、これ俺の人生初仕事だ。


やることは米国の英雄と一緒に移動するだけだけど、なんかワクワクしてきたな。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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