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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができて、SS級の先行者利益を得られたら〜  作者: 一日千秋
魔神侵攻編

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191話 引越し

こんにちは!

0話、プロローグのページ最下部に表紙のイメージ画像作成してありますのでぜひご覧ください!



昨日、卒業式が終わり3年間の高校生活はさらっと幕を閉じた。



卒業式では、俺は特に泣く事はなく、笑顔で終えることができたのだが、トシくんは号泣していてちょっと面白かったな。なんでも友達との思い出がこんなに多かったのは初めてだったとか。



それを聞くと嬉しいな。なんか。



それで、てっちゃんは目立ちたがりを発揮し、卒業生代表として式を締めるという責務を全うした。



だか、しっかりと噛み倒していたのでそれがほんの少しだけ笑いを誘い、涙が引っ込んでしまった人も少なくはないだろう。



そんな卒業式を終え、無事に何事もなく春休みへ突入した。





大学の準備もあり、春休みに入ってすぐ池袋のタワマンに引っ越すことになった。




当初、ルームシェアをするにあたって探していた物件は倍率が高く、なかなか空室が出なかったため、隣のマンションにすることになった。


そのマンションも池袋ダンジョンのある公園からは徒歩1分と目と鼻の先なので即決した。



保証人はトシくんの親御さんで快く受けてくれたので本当に感謝しなければいけないな。




そして、引越し当日、洋服など小物類など全て収納にぶち込んで手ぶらで池袋へ行く。



小田急線で新宿まで行き、山手線に乗り換えて池袋、そこから東池袋の駅までやってきた。


ここは地下鉄の駅となっており、なんと俺たちが住むマンションと駅直結!なんと言うことだ。最高すぎる。



改札を出て30秒、エスカレーターを上がるともうマンションに到着。



「駅直結っていいな」


俺はボソッと呟く。



「マジでな!大学生活楽しみだぜ!」



「てっちゃんはあんまり調子乗らないでよ!ほんと!」



「わかってるよ!ダンジョンでは調子乗らないでからなっ!」



「こっちでもだよ!」



わちゃわちゃと話をしながらマンションのエントランスに着くと、右には受付があり、コンシェルジュの方が在中している。すぐ左側にはソファーがあり、くつろげるスペースになっていた。



「エントランス広すぎだろ、、、」


てっちゃんが絶句する。



「このクラスのマンションはどこもこんな感じだよ。さぁ部屋へ行こうか!

あ、そうだ!2人とも、これがカードキーでこれをエレベーターに乗る時にタッチするんだ。そうすると僕たちの住む階にだけ行けるのさ。他の階には降りれないから注意して!」



「おう!わかった!」「了解だ」



さて、俺たちが住むのは30階だ。

エレベーターに乗り込み、高揚感を感じながら目的の階へ向かう。




「よっしゃ、着いたぞ!どこだ!早く行こうぜ!」



「落ち着きなさい!近所迷惑になるよ!」



「おう、それはすまん。ゆっくり歩こう」


てっちゃんが少ししゅんとなったところで部屋に着いた。



俺たちの部屋は角部屋でお隣さんは片側だけなので気楽に過ごせる。



トシくんがカードキーを当て、鍵を開ける。



ドアを開くとめちゃくちゃ綺麗な玄関と廊下が見える。そして、俺たちは靴を脱ぎ捨て、バタバタと中へ入っていく。


廊下を左に曲がりすぐにドアが5つ、目に入る。



右側にあるリビングっぽい擦りガラスの入ったドアをてっちゃんが我先に開けると、そこはだだっ広いリビングが広がっており、カーテンのない巨大な窓には池袋の街とそこから繋がる都会が一望できた。



「おお、凄いな」



「やっべぇー!マジですげぇ早く家具も置きてぇな!」



「だね、オシャレなのピックアップしといたから送っておくね!」



「トシくん何から何までありがとう。本当に助かったよ」



「いやいや、大丈夫だよ!楽しんでるから!そうだ、この後はどうする?」



「なぁなぁ、ちょっと飯食ったらダンジョン行かねぇか?こっちのダンジョンも進んどかねぇとだよな?」



「俺もそうしたいな」



「じゃあそうしよっか!」





俺たちはマンションの地下に併設されたコンビニとスーパーで食べたいものを各々購入し、まだ家具のない床にあぐらをかきながら、お昼ご飯を食べ始める。



「マジでさ、同じ敷地にスーパーとコンビニもあるし、少し行ったらサンシャインもあるだろ?ヤバいな!都会は!」



「本当だな。これなら生活するのに不便なさそうだ」



「そうだね!この家から大学も歩いて15分くらいで着くしね!本当便利だよ」






ピコン。


床に開いて直置きしてあったトシくんのノートパソコンの通知が鳴る。



トシくんはパソコンを操作して、今届いたメールを確認した。





途端に目を見開く。




「ねぇ、何か凄いメール来たんだけど読んでいい?」



「なんだよ、トシ!ハードル上げすぎじゃねぇか!?」



「トシくん、要約お願い」


俺とてっちゃんはトシくんに注目する。



「えっと、まずダンジョン庁の探索者協会から直接、僕らの会社宛に仕事のメールが来たんだけど、3月26日にアメリカから重要人物が来日するみたい。


で、その人の護衛をお願いしたいって感じ。


護衛の詳細は守秘義務があるらしく、会って直接話したいそうだからなるべく早く連絡が欲しいみたい。


ただ、気になるのがこのメールの差し出し人のところにずらっとヤバそうな役職の名前が書いてあって何だかとても重要そうな感じがするんだよね、、、


だって、内閣総理大臣、防衛大臣、ダンジョン庁長官とかだよ?流石に話は聞きに行った方が良さそうじゃない?」



トシくんは内容を話した後に苦笑いして俺たちを見た。



「やば!特殊任務か!?なんかすげぇことになってないか!?」



「みたいだな。俺はとりあえず話聞いてみてからでもいいと思うぞ」



「俺も!聞いてみてぇ!!マジ誰が来るんだろうな!」



「わかった!じゃあ返信するね!話聞く日程は明日か明後日の日程で提案しちゃうけど、いいよね?」



「もちろんだ!」「ああ、大丈夫」




俺たちの大学生活直前のドタバタな春休みが突然、幕を開けたのだった。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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