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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができて、SS級の先行者利益を得られたら〜  作者: 一日千秋
魔神侵攻編

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190話 来日



「ミスター・ジョンソン、頼むから勝手なことはしないでくれよ!くれぐれもだ!君の戦闘力は兵器と変わらない。最悪、国際問題になるからな!」



「わかってるよ、局長。オイラも流石に大好きな日本と敵対なんてしたくないさ!でも、秋葉原と池袋には行きたいからね、絶対だ!」



「ああ、それはわかってる。時間を作るさ。君がしっかり仕事をスムーズにこなしてくれれば問題ない!」



「はぁ、、、もぉ、わかったよ」



そこはプライベートジェットの機内。青年と局長と呼ばれる白人男性は、もうすぐ到着する日本での事を話し合っていた。





日本時間13時頃、そんな機内での会話はひと段落し、飛行機は羽田空港に到着する。



2人はVIP待遇だ。SPが何十人と待機しており、飛行機を降りたら検査をスムーズに通過し、ロビーから送迎車までの移動の間には青年のファンが大勢待機していたが華麗に潜り抜け移動していく。




「局長!見たかい?オイラのファンって日本にもあんなに大勢いるんだ!嬉しいなぁ」



「あぁ、見たよ。凄かったな。君は英雄だよ」



「局長!なんか感想が適当じゃないかい?」



「君は案外面倒くさい性格なのだな。気をつけるよ」


局長は呆れた顔で青年を見ながら送迎車に乗り込んだ。




「さて、大人気の英雄殿。まずは防衛省へ行くから気を引き締めなさい」



「はい、はい。わかりましたよ、適当な局長殿」



車は新宿方面へ走り出す。




防衛省の本庁に到着すると日本の自衛隊が入り口で出迎える。


英雄と局長はSPを引き連れながら、自衛隊員の後をついて行く。



ある部屋に入るとそこには制服をパシッと着ている男性が待ち受けていた。



「初めまして、私は統合幕僚長の工藤くどうです。遠路の来日、歓迎いたします。


本日より、あなた達の行動は我々と密接に連携していただくことになります事をご了承下さい。


では、まずは初めに本国での移動制限やスキル制限についてお話しさせていただきます(※英語)」



「初めまして、私はアメリカ合衆国ダンジョン管理局局長のリチャードだ。よろしく頼む。そして、この隣の青年がカール・ジョンソンだ」



「やぁ!よろしく!オイラどうしても秋葉原と池袋に行きたいからそれだけはお願いね!」





そこから小一時間の説明を経て、ようやく終わると2人とSPは別室へ案内される。



「では、こちらでお待ちください。今回、日本で行動する際の特別護衛官をお連れいたします(※英語)」




そう言い残し、統合幕僚長は退室した。




「ハッハッハ。君を統制できる人材などそうはいないと言うのに日本の自衛隊員で務まると思うか?」



「まぁ局長、オイラは暴れるつもりもないし、誰だっていいのさ!」




2人が他愛のない会話をしているとドアが開き、先ほどの統合幕僚長と、その後ろには3人の若者が続いて入室してきた。



「失礼する。今回、特別護衛官を務める株式会社ダンジョン攻略部の千夏将人、山田哲也、佐藤俊です。


彼らは日本におけるダンジョン探索において最前線を走っている探索者であるため、特別に護衛を依頼することになりました。


ですので、あなた達が外出する際は我々自衛隊員と彼らが一緒について回る事になります(※英語)」


少年たち3人はぺこりと揃って会釈をする。



「Holy shit!!!マジかよ!スゲェ!!!クランDECのマサトチナツとテッチャンとトシサトウだ!!!オイラが会いたかった少年たちだよ!局長が手配してくれたのかい!?」



「いやいや、私じゃない。私より上層部だと思うが、良かったじゃないか。日本に来た目的が達成されて」



「最高だよ!これでみんなで秋葉原と池袋を探索できる!」



「、、、おいおい、ミスター・ジョンソン。変なことは本当にしないでくれよ?」



「わかってるよ!テンション上がって爆発とか起こさないから!ああ、オイラ、楽しみだなぁ」






防衛省での説明と顔合わせが終わると2人は再び送迎車に乗り込み、次の目的地へ出発する。




「次は記者会見とインタビューがあるから日本のテレビ局へ行くぞ」



「はいはい、ちゃんと行くけどさ、何で彼らと話す時間がないんだい?意味不明だよ!ほんと!」




青年は渋々承諾。送迎車は法定速度を守りながら、お台場方面へ走って行った。






そうして、テレビ局で記者会見が行われる。



報道陣に囲まれて、日本に来た理由や好きな食べ物、好きな日本語など、お茶の間が盛り上がるようなどうでもいい質問ばかりに笑顔で答える仕事だ。



その仕事の後は局の別室にて雑誌などのインタビューと写真撮影が行われる。



パシャパシャと写真を撮られながら青年は局長に確認する。



「ねぇ、これいつまでやるの?もう流石によくないかい?」



「君はわかってない。英雄というのは民衆にサービスするもんだ。こうやって好感度を上げておけば事が運びやすくなるのさ」



「はぁ、そうなんだね。大人の事情はよくわからないや」



そう言いながら青年は指示通りのポーズを決めていくのだった。




最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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