表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができて、先行者利益を得られたら〜  作者: 一日千秋
魔神侵攻編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

171/190

170話 初詣



俺は実家のこたつでぬくぬくしながら紅と白の歌番組を観ながら、みかんを剥いて、一粒口に入れる。




はぁ、、、こんな何も考えずにゆっくりするのはいつぶりだろうか。




そして、ダンジョン漬けの毎日だったので、この歌番組を観ていても誰1人わからない。

高校生なのにマジで最近の音楽がわからなすぎてヤバい。なんじゃこりゃ。




あれ?おかしいな、、、



たくさんのアイドルが出演しているのだが全員同じ顔に見えるぞ?

ああ、わかった。分身のスキルでも使ってるのか?





まさか、こ、この現象は40代以降に起きると言われる現象じゃなかったのか?





くそっ、、、区別がつかん。






そんなどうでもいい事を考えている間に紅組が優勝した。



毎年のように盛大なフィナーレが行われて幕を閉じようとしていたのだが、今年は一風変わったフィナーレとなっているみたいだ。



昨今バズっているらしいダンジョン系アイドルの男性グループと女性グループが前に出てきて、魔法スキルを発動したではないか。



風魔法を発動したかと思うと紙吹雪がキラキラと綺麗に乱舞し、水魔法でダイヤモンドダストのような煌めきを追加する。



その幻想的なフィナーレは今までとは明らかに違う、新時代を予感させる演出となっていた。




そんな演出に目を奪われていると不意にどこかは知らないがお寺の映像へと切り替わった。



毎年のことなのだが、このわちゃわちゃした番組からいきなり切り替わって静かなお寺の映像になるの、本当にギャップがありすぎてなんとも言えない感情になるんだよなぁ。




そして、その後はどん兵衛のかき揚げ蕎麦をささっと完食し、明日のためにすぐに就寝したのであった。







〜〜〜〜〜





「マサト!トシ!あけおめっ!」



「あけおめ、今年もよろしくな」



「明けましておめでとう!今年もよろしくね!」



1月1日の昼前、俺たちは秦野にある白笹しらささ稲荷神社の参拝客たちが並ぶ列の後方に並んでいる。





「意外と並んでるね!僕、ここ来るの初めてなんだよ」



「実は俺もなんだよなぁ、マサトは?」



「俺はじぃちゃん家とかいかない時はいつもここだ」



「そうなんだね!そういえばさ、さっき屋台出てたよね!なんか食べようよ!」



「だなっ!俺、たこ焼きと焼きそばにしよっかな〜」




そんな他愛のない会話をしていると10分ほどで順番が俺たちに回ってくる。




俺は高校生としては破格な1万円札を財布から取り出し、賽銭箱に折りたたんで放り投げる。




二礼二拍手一礼。




礼をしながら叶わないかもしれない願いの事を頭の中で考える。




2027年、平和に過ごせますように。


でも、俺はもっと戦いたいからそんなに平和じゃなくても良いけど、俺以外の世界の人々は平和であってほしいと思っている。



そんな漠然とした願いを込め、礼をしたのだった。








そして、初詣から1週間と少しが経ち、1月9日の土曜日。



東京都千代田区丸の内のビルが立ち並ぶそこに俺たちは来ていた。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

40代以降のアイドル見分けつかない方いたら失礼致しました。冗談ですので忘れて下さい。


よろしければ評価やコメント、ブックマークをお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ