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礼堂と冬月の不完全な作戦〜愛は勘違い編〜  作者: A gyousya
未解決事件の幕開け
2/59

ep.2『Start』

キャラクター紹介

礼堂信介らいどう しんすけ


•職業: 営業職(一般商社の営業マン)

•年齢: 35歳

•性格: 理屈っぽいが、人の感情を察するのが得意。

だが、時折ひねくれた物言いをする。負けず嫌いな性格。

•趣味: ロック音楽(メジャーもマイナーも嗜むが、冬月ほど深くはない)、ドライブ、料理



冬月拓真ふゆつき たくま


•職業: IT企業のエンジニア

•年齢: 35歳

•性格: 感情的になりやすく、人に怒られるのが苦手。自分のやり方に強いこだわりがあり、他人に指図されることを嫌う。負けず嫌いな性格。性格に似合わず童顔である。

•趣味: ロック音楽(特にマイナーなバンドに詳しい)、ネットサーフィン

•関係性: 礼堂とは大学時代からの腐れ縁。

冬月:「1,000万か…」


礼堂の声が少し興奮気味に返ってくる。


礼堂:「 そんな事件、もう10年も経ってるのに、今さら懸賞金かけるなんて。何か裏がありそうだ。」


冬月はその言葉を無視するように、サイト内をさらにスクロールした。


冬月:「ただ、これ…詳細不明だな。証拠らしい証拠は何もない。」


礼堂:「犯人が男か女かすらわからないんだろ? そんなの、誰も捕まえるの無理だろ。」


礼堂の声は冷静だが、どこか興味を隠しきれない様子だった。冬月はしばらく画面を見つめた後、再度電話をかけ直す。


冬月:「とりあえず、もう少し調べてみる。お前もこのサイト、見とけよ。」


礼堂:「おう、わかった。でも、お前あんまり変なサイト開いたらウイルス踏むからな。」


冬月:「大丈夫だって。俺のPCは超強力なセキュリティが入ってるから。」


礼堂:「それ、どこで自慢してんだよ。」


冬月は少し笑いながらも、再度事件の情報を調べ始める。その間も、礼堂の声が背景で流れていた。


礼堂:「ところで、ボウの事件そんなに気になるのか?」


冬月:「気になるも何も、懸賞金だぞ。俺たちのような素人でも、もしかしたら事件を解決できるかもしれないじゃん。」


礼堂「…それで、犯人捕まえたら1,000万か。」


冬月の言葉に、少しの沈黙が流れる。その沈黙が、事件に対する二人の気持ちの変化を象徴しているかのようだった。


礼堂が再び話し始める。


礼堂「まあ、お前がそんなに言うなら、調べてみる価値はあるな。俺も少し気になるし。」


冬月「よし、それで決まりだな。」


冬月はスマホを置き、メモ帳を取り出して事件に関する情報を整理し始める。

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― 新着の感想 ―
ふたたび事件が動き出しましたね~。 わくわくがとまりません! 未解決事件、解決なるか!?
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