↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結済】聖女になったらしいので不測事態対応対策いたします  作者: 紙垂川 比依子


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
6/32

その6 不測事態対応対策

 ありがとう河合さん。『不測事態対応対策』の資料使わせて頂きます。ここからは、私の対策方針を列挙しますよ!


一、人命が第一……これは大原則

 ならば誰をどうやって助けるのかってことでしょ。

『誰を』地図に載ってる一つの町と二つの村。漏れがあってはいけないので名簿が必要。各町村に台帳があると言うのでクリア。


『どうやって』だけど、先振れを出したとしても何処をどうやって避難させるのか、きっちり決まってないと守れないし、相手も不安よね。本当は、デモンゴージの近くから避難させたいけど、一つ手前の村に押し寄せたら収拾が付かなくなる。ここは、妥協して、王都から近い方から移動してもらうことにする。デモンゴージからの心太方式ねって言ったら、通じなかった! そうよね。心太ないもん。


「先ず、最初に移動できる場所ってあります?」

「瘴気が濃くて廃町になった所が王都の南西にありますが」

「おお。じゃあ、私が行って浄化してきます。そこに行くまでの道も浄化しますし、魔物がいたら消しちゃいますね」

「はい!」

「で、戻り次第、第一の町ワンゲルまでの道を浄化して進みます。町に着いた時点で入れ違いに町民には、移動してもらうということで。あと、必ず代表者が、安否確認を怠らないことも大事です」


二、指示系統をはっきりさせます。

 これは、騎士団の皆様方なら慣れてらっしゃいますよね。注意点としては、どういった時には、ジャッカス様の指示に従うのか、或いは団長のライアス様の指示に従うのか、再確認してもらわなくちゃね。


「伝令とかも必ず、誰にとか責任の所在をはっきりしてください。で、万が一、その方が対応できない場合は次は誰にってことも必要ですよね」

「騎士団でも細かい決まり事があるから、大丈夫だが改めて再確認はしておこう」

「ありがとうございます」


三、町村の大事な物の所在をはっきりしておくこと。

 勿論、金品は大事なのはわかるけど。そう言うのじゃなくて、台帳とか、帳簿とかしら細かいことはわからないけど絶対大事な物ってあるでしょ。


「できる限り、町も村も壊さない様にしたいですが、相手が相手なので何が起こるかわかりません。魔王を倒し終わって、いざ戻ったら訳がわからなくなっていたなんて事にならないようにしなくちゃいけませんから」

「こちらでわかる範囲で一覧にします」

「はい。今、ヒンス様に一覧と言って頂いたので気付きましたが、相手に伝える時は、文書で伝えましょう。口頭だと忘れたり、勘違いしたりする可能性もありますから。できたら何時でも何処でも見直せるよう丈夫で、持ち歩ける物にしたいですね」


騎士団の中でも一段と大きい方が挙手してる。


「はい。そちらの方」

「ラジャスタと申します。同じ物を二部渡すのはいかがでしょうか」

「とても良いと思います」


きゃ、真っ赤になっちゃった。照れ屋さんが勇気をもって挙手してくれたのねぇ。うん、好い人!


「ジャッカス様、ライアス様、ここまでは如何でしょうか?」

「案としては良いのですが、聖女様、貴女にかなり負担が掛かるのではありませんか? 後に魔王との対決も控えていますので」

「はっきり言ってどのくらいで聖力って回復するのかもわかりません。神殿長も魔王討伐の対策はわからないそうですし、不安はあります。でも、少しでも犠牲がでないようにしたいんです」


良く喋る連獅子さんが、腕を組んで考えてる。そう言えば、さっきから何にも言ってない。納得してないの?


「瘴気は俺達ではどうしょうもないが、魔物なら片付けてやる。だよな、お前達!」

「「「オー!」」」


凄い迫力。黒髪さんも頷いてらっしゃる。

私、この人達と一緒に頑張ります!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。