↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
奴隷からはじまる下克上冒険  作者: 明石 遼太郎
アンディエル帝国編
PR
90/123

聖剣を振るいし元奴隷VS妖刀を振るいし魔王

 静かな謁見の間。


 エリーナとカレンとアリンカが息を呑んで見つめている中、激しい剣戟の音だけが部屋内に反響する。

 白銀の一閃が描かれたかと思うと、次は漆黒の一閃が描かれる。

 時たま交差する剣と刀が、まるで剣舞のように美しく見惚れてしまうのも無理はない。


 ノブナガが振るった聖剣がサランを斬り裂こうと迫る。

 それに対し、サランは一歩下がる事で躱す。

 ザンガルドがサランのすれすれのところの空を斬ると、今度はサランが妖刀“ネメシルラ”を振るう。

 これをノブナガは一瞬で返ってきたザンガルドで弾く。

 そして、また斬りかかる。


 ノブナガとサランの戦いが始まってからというもの、ずっとこれを繰り返していた。

 ノブナガの剣はすれすれで躱され、サランの刀はノブナガに弾かれる。

 まるで、そうプログラムされたロボットのように繰り返される動作。


 その原因は、ノブナガの斬撃すべてをサランがすれすれで躱す事だ。


 どんなに深く強く踏み込んでも、まるでどこに来るのかわかっているかのようにすれすれで躱すのだ。

 否、わかっているかのようにではなく、左目に魔法陣のような模様を浮かべているのが伺える辺り、本当にどこに来るのかわかっているようだ。


(“魔眼”、多分未来を垣間見るようなスキルだろうな)

(だね。あの憎たらしい笑みは絶対にそうだよ)


 “魔眼”の派生スキル[+未来視]だ。

 ノブナガが言った通り、視界内に映っているものの数秒先を垣間見る事ができる。

 ノブナガの斬撃がすれすれで躱されるのも、数秒前からノブナガがどこに振るってくるのかわかっていたから。


 試しに“風刃”をザンガルドに纏って斬り掛かってみるが、やはり“風刃”分も含めてすれすれで躱された。

 先読系のスキルじゃ見えないものまでわかるなんて事はないので、ノブナガが言ったように未来を視ているのだと証明される。


(でも、)

(対処は簡単だね)


 どうやら、ノブナガとザンは同じ事を考えていたらしい。


「光・照らす・払えーー“フラッシュ”!!」


 剣戟の最中に唱えられた光の初級魔法。

 それがノブナガとサランの目の前に突如として現れ、激しい光がノブナガたちの目を焼いた。


「ッ!?小癪なっ!!」


 いくら未来を垣間見ようと、それがただの光であるがゆえに左目にもただの白しか映らなかったのだろう。

 突然未来が視えなくなってからの“フラッシュ”だった為に、避ける事も出来なかったようだ。

 視る事で発動する“魔眼”も、目を潰されればなんの効果もない。


 そこに、ノブナガが仕掛ける。

 自身の“フラッシュ”は間違いなく己の目も潰しに来たのだが、“高速自己回復”に“魔素再生”、それに[+状態自己回復]や[+自己自動回復]までもが働いて一瞬で回復してしまった。

 そんなノブナガは目を潰され動けない状態のサランに向かってザンガルドを振るう。


 合理的な剣術と洗練された剣術が合体したノブナガの剣術は、途轍もない速度と正確性でサランの四肢を斬り裂くように振るう。

 それだけに終わらず、流れるような動きで胴体へ連続突き。

 一瞬で放たれた7回もの突きが、サランを貫いた。


 しかし、その斬撃を本能で感じ取ったのか、サランは肉体が耐えられる限界値である15倍に引き上げる。

 その瞬間、サランのステータスはノブナガを上回った。

 ノブナガのステータスを上回ったVITで斬撃を受けるが、もともと最硬鉱物を紙のように斬れるザンガルドの斬撃だ。


 完全に防げるわけもなく四肢に深い傷を負い、胴体に放たれた突きは致命傷になる心臓部だけをネメシルラで防ぐ。

 それでも7回中5回は胴体を穿たれ、血反吐を吐きながら吹き飛ばされた。

 玉座の階段へと背中から衝突する。


「かはっ」


 階段が崩れ、身体のほとんどが埋まる。


 [+身体強化]を解除し、“魔素再生”に集中するサラン。

 大気中の魔力を吸収して刻まれた傷や潰された目を回復していく。

 身体の力をゆっくりと取り戻し、崩れていない階段に手を掛けて起き上がる。


「小癪な事をしおってッ!」

「これは世界をかけた戦いだぞ?小癪と言われようが汚いと言われようが勝つ」


 そう言うと同時に、ノブナガが地を蹴って駆ける。

 “剣術”の[+身体強化]を発動し、一気に剣の間合いに入り込む。

 サランも[+身体強化]15倍を発動すると、自身が握るネルラへと指示を出す。


「ネルラっ、大太刀!!」

(わかりましたわ、お父様)


 瞬間、80センチ程の黒刀身の刀だったネメシルラが、1メートル強の紫刀身の大太刀へと変わった。

 刀身が伸びたネメシルラに魔力を纏わせ、横一閃に薙ぎ払う。

 それに対し、ノブナガは、


(ならザンっ、こっちは)

([+大剣]行っくよー)


 ザンガルドも光の粒子となって刀身が太く延長し、大剣へと変形される。

 それと同時に“剣術”、そして“全武具術”の[+武器強化]を発動。

 薙ぎ払われてくるネメシルラに向かって、ザンガルトを振り下ろした。


 いくら大太刀の方が大きいからと言っても、[+身体強化]をし[+武器強化]を発動したノブナガが押し負ける通りはない。

 そんな事、サランの[+未来視]に視えていないわけがない。


「今だ、ネルラ!」

(ーー“ダーク・ジャッカル”!!)


 サランが未来を垣間見ていた為に、あらかじめネルラに指示して詠唱させておいた魔法を発動させる。

 瞬間、紫の刀身から闇の獣が飛び出し、ザンガルドの斬撃を潜り抜けてノブナガに牙を剥いた。

 武器化している状態でも魔法が使える事を知らないノブナガに咄嗟に対処する事ができない。


 闇の獣が剥いた牙がノブナガの左肩に突き立てられる。

 もともとMNDが高いノブナガにとって、獣の牙はとてもという程のダメージにはならなかった。

 せいぜい牙が食い込んで血が出る程度。


 しかし、ノブナガが動作を止めるには十分だった。


 振り下ろすはずだったザンガルドを止めたせいで、サランが薙ぎ払ったネメシルラがノブナガに迫り来る。

 大剣での迎撃ができない今、ノブナガは衝動的に“放電”を発動。

 ノブナガの全身から紫電が放射し、周囲に電撃を浴びせた。


 瞬間、ノブナガを斬り裂くはずだったネメシルラの刀身に電撃が命中し、そこを通ってサランに感電する。

 筋肉が硬直し、サランの動きも止まった。


(ザンっ、[+浮遊剣]!!)

(オッケー!!)


 ノブナガの手の中のザンガルドが光の粒子となって分散し、周囲に100本の剣が出現する。

 一拍置くと、サランを串刺しにする為に一斉に襲いかかった。

 100本という驚異の数を前に、人1人通れそうな隙間など1つもない。


「舐め、るなよ!小僧!!」


 逃げ場のない土壇場の中、“魔素再生”によって麻痺を回復させたサランは全身から魔力を放出。

 [+魔力放出]によって前の方の剣だけが吹き飛び、それによって作られた一瞬の猶予の中で“震空(ディザスト)”を全方位に向かって発動。

 空間爆砕ですべてのザンガルドがあらぬ方へと飛んでいった。


 が、窮地を脱した事でサランはある事に気がついた。


 それはーーーーノブナガがいない事だ。


 さっきまで目の前にいたはずのノブナガが消えているのだ。

 攻撃の対象がいなくなった事に、サランは次の行動に迷って硬直してしまった。


 それがサランの隙となる。


 その瞬間を狙い澄ましたかのように、背後に影が差した。

 釣られるように振り返り、左目の“魔眼”で目にした時にはすでに遅い。


 “鮫”のスキル“潜地”を使い地面に潜っていたノブナガが、地面から飛び出すと同時に回し蹴りを放ってくる。

 もちろん、6つの[+身体強化]を使った64倍のフル強化による蹴りだ。

 常人に耐えられるような蹴りではない。


 そんな回し蹴りを諸に受けたサラン。

 刀身の長い大太刀が仇となり、防御しようとしていた左腕に炸裂。

 謁見の間中に響き渡る、骨が粉砕された生々しい音。

 同時に地面を転がるように吹き飛ばされた。


 転がりながらも身を捻り、体勢を整えたサランは砕かれた左腕を回復すべく“魔素再生”に意識を集中させようとする。

 が、そんな時間などノブナガが与えるわけがない。


 体勢を立て直すと、“ストレージ”から取り出した“ブルグラム”を手首のスナップだけで投擲。

 [+感応操作]によって、サランの首を的確に切り裂こうとしている。


「ちっ!小太刀だっ!!」


 左腕の回復を諦め、すぐさまネメシルラを変型させる。

 さっきまで1メートル強だった刀身が、再構築された時には30センチぐらいの赤紫の小太刀になっていた。

 片手で振るうには丁度いい長さだ。


 小太刀のネメシルラを右手に握ると迫り来る“ブルグラム”を斬り弾いたサラン。

 一息吐きそうになるが、息を吐いている暇などない。


 いつの間にか、ノブナガの目の前にはザン専用のアーティファクト“ルナイト”が浮かんでいた。

 ハッとしたように視線を右にスライドさせてみれば、これまたいつの間にか“剣化”を解いていたザンが立っている事に気がついた。

 その口元が三日月型に歪んだの見た時、サランの本能が今まで聞いた事もないけたたましい警音を鳴らした。

 が、その時にはすでに引き金に指を掛けられた後だった。


「青裁炎光・燃え輝く・熱線・焦げ滅す・貫くーー“サンシャイン・レーザー”!8門!!」


 “ブルグラム”を投擲した時から詠唱していた魔法が、今解き放たれる。

 “魔法構築”によって威力が抑えられた8つの熱線は、真正面にある“ルナイト”の各穴へと吸い込まれる。

 その瞬間、砲口から途轍もない熱線が飛び出した。


 当たってもいないのに地面が抉れ、空気が死んだかのように焼かれる。

 人型のカレンの[+破壊炎線]を上回る破壊の熱線が、一直線にサランを呑み込む。


「ッ!?“絶界(クローズド)”!!」


 反射的に何重にも重ねられた空間遮断を展開するサラン。

 それでも防ぎ切れないと本能で感じ取ったのか、受け止めるではなく受け流すように“絶界(クローズド)”を展開し、熱線を上へと逸らした。

 余波だけで肌を焦がす痛みに耐えながらも、“絶界(クローズド)”の維持に全身全霊を込める。


 何重にも重ねられた空間遮断が1枚、また1枚と壊していく中、ついに最後の1枚だけが残った。

 もう少しで熱線がサランを呑み込む、そう思われた時、“ルナイト”の方が限界に来てしまった。


 砲口からばきばきに砕けた途端、それが連鎖するようにすべてが壊れてしまった。

 もともとザン専用だったのあり、強力な魔法を収束させる事を想定して作られていなかった為に耐えられなかったのだ。

 それでも、巨人の目からビームを上回る威力の魔法8線を数秒の間だけでも収束したのだから、さすがはノブナガのアーティファクトという事なのだろう。


 破滅の熱線が止み、ようやく一息吐けると思った。

 しかし、やはり攻めの手を緩めようとしないノブナガ。


 スッと左手を翳すとともに、詠唱する。


「重力は放たれるっ。光を呑み込みて界を押し潰さん!ーー“重砲(グラビティファイア)”!!」


 解き放たれる、黒き閃光。


 否、閃光などではない。

 重力という力がそこに存在する光すらも呑み込んでいるのだ。

 すべてを呑み込み、すべてを押し潰す。

 それがこの重力魔法、“重砲(グラビティファイア)”だ。


 サランが黒き閃光を前に“絶界(クローズド)”を展開し直す。

 しかし、相手はすべてを押し潰す重力の砲撃。

 遮断された空間すら呑み込んでサランを押し潰した。


 “重砲(グラビティファイア)”が止み、サランがいた場所には左腕から左胸元までの部分しか残っていなかった。

 唯一残っていたモノも、すでに原型なんて留めていない。


 倒したかのように見えるが、ノブナガは振り返った。


 そこには、左腕と半身を失った状態のサランが階段のところに腰掛けて座っていた。

 どうやら、完全に潰される前に“開空(ゲトナル)”を開いて窮地を脱したらしい。

 それでも左半分は間に合わなかったようだが。


「ザン」

「りょーかい」


 ザンをザンガルドにして、サランへと足を進める。


 近づくにつれて、サランがすでに虫の息である事がよくわかる。

 身体の半分を失い、出血は酷く、目も虚ろな状態。

 “魔素再生”が驚異の速さで回復させていくが、欠損してしまったところまではすぐには治せない。

 もうサランにはネメシルラを振るう力も残っていない。


 そんなサランは近づいてくるノブナガに虚ろな目を向ける。

 ノブナガを見て、頬を釣り上げようとして吐血。

 吐き出された血など御構い無しに、ほとんど力の入っていない声で話しかけた。


「……やは、り……勝てな、か……たか」


 少し離れたところで足を止めるノブナガ。


「本と、う……に、我、は……とん、で、もない、バケモ、ノに出会……てしま、たようだ」


 右手に握るネメシルラを置き、虚ろな視線を玉座に座るアブリーに向けた。


「あ、ぶりー……よ。汝の、言ば……通り、にな、たな……なん、じの娘、が……国、を、取りもどしに……きお、た」


 血を吐きながら、サランの言葉は続く。


「……見ご、とだ……小僧……い、や……のぶ、ながよ……汝、の……勝ち、だ」

「“魔王”から賞賛の言葉を貰うとは思わなかったぞ」

「ふっゴホッゴホッゴホッ……我、とのしょ、う負には勝、た……だ、が……魔ぞ、くと……して、は……負けぬ」

「?ーーッ!?」


 初めは何を言っているのかわからなかったノブナガ。

 しかし、次の瞬間、足元に浮かび上がった魔法陣を目にして息を呑む。


「魔法陣なんてさっきまでなかったはずっ。一体どういうッ!?」


 突然の出来事に混乱しそうになるノブナガだったが、サランが階段に付いている右手から魔力が流れ出ている事に気がついた。

 おそらく、予め描いておいた魔法陣に魔力を流す事で起動させたのだろう。


「わ、れの、最ごの……あがき、だ……今こ、そっ、約束の日、がっ……果た、される……」

「っ!?どういう事だ!?」

「ノブナガさんっ!この魔法陣は“空間魔法”によるものです!!もしかするとーー」

「ーーッ!!」


 エリーナが言い切る前に、ノブナガは魔法陣の起動を止めるべく駆け出す。


 そう、これはサランの最期の悪足掻き。

 自分が負けたとしても、約束の日は遂行する。

 そんな想いから、サランは残り僅かなMPすべて消費して魔法陣を起動させているのだ。


 駆け出したノブナガは魔力を流し続けているサランの胸元をザンガルドで突き刺した。

 露出していた心臓を貫いたのだ。

 完全な致命傷、相手は死ぬ。



 ーーが、遅かった。



 魔法陣が魔力が満ちると同時に起動。


 昼間にも関わらず、窓の外が暗くなった。



 ドクンッ


 ノブナガの心臓が跳ねた。

 背中が冷たい汗でびしょ濡れになり、ザンガルドを握る手が震えている。


 ノブナガだけではない。

 エリーナも、ザンも、カレンも、アリンカも。

 それだけではない、この王都にいる人たち全員が感じ取ったのだ。


 ーーヤバい、と。



 巨人騒動で避難していた人たちは見た。

 外にいる分身体から供給されてくる視界によって、ノブナガも見た。


 王都の上空に空いた、黒く禍々しい歪みを。

 間違いなく、空間の歪み、否ーー時空の歪み。



 その穴から、弾丸のように飛び出してくる影があった。


 その影は帝城へと落下する。

 天井を抜き、4階を突き破り、3階を超え、そしてノブナガたちのいる謁見の間すら貫き、そして等々地下までぶち破った。


 そんな隕石が落ちてきたかのような衝撃に、帝城は崩れた。

 地面が崩れ、屋根が崩れ、壁が崩れ。

 まさしく崩壊という言葉に相応しい光景。


 側から見れば、ツミキが崩れたように見えるだろう。

 しかし、現実はそんな楽しいものではない。

 立派な城があった場所は、ただの瓦礫の山になったのだ。

 景色は終末の世界そのもの。


 そんな中、瓦礫から這い出てくるノブナガ。

 左腕の中には、崩壊の中で掴み取ったアブリーがいた。

 力なくぐったりしているが、さっと見た感じ気を失っているだけのようだ。


 それと、つい左手に握る刀ーーネメシルラの状態を確認する。

 と言っても、“刀化”している状態の精霊は一部の例外以外ではダメージを受けないらしいので大丈夫だろう。


「みんな!大丈夫か!?」


 自身の上に乗っている瓦礫を退かしながら、ノブナガは大声で叫んだ。


 少しした後、ノブナガから少し離れた瓦礫の山から這い出てくる3人。

 瓦礫を退かしながら顔を出してきたのは、エリーナたちその人だ。

 ノブナガとサランが戦っている間にほとんど回復し、各々魔法やスキル、通力で崩壊のダメージを軽減したようだ。


「ええ、私は大丈夫よ」

「自分も問題ないッス」

「私も大丈夫です」


 自身の無事を伝えるが、ノブナガからの返事はない。

 瓦礫を退かしながらどうしたのかと思うが、次の瞬間に理解する。


 ノブナガは気づいたのだ。

 いや、気づかされたと言った方が正しい。


 大きい、余りにも大きい威圧が、ノブナガたちを無視できないレベルで放たれているのだ。


 威圧を放っている本人に視線を向ける。



 そこには、黒肌で白髪の青年が立っていた。

 仁王立ちするでも、猫背のようにだらっとした立ち方でもない。

 それは、どこも力(りき)ませる事のない自然な立ち姿だった。

 その周囲には細々とした瓦礫が散らばっており、瓦礫に埋もれたような跡もない。

 まるで、降ってきた瓦礫を潰していったかのように見える。


 その青年を、ノブナガたちは否応なく理解させられた。


 圧倒的な威圧感が、ノブナガたちの本能の中の本能に刻むのだ。



 ーーこいつは“魔神”だ




 と。

来週ですが、テスト三昧になるのでお休みにします。

すいませんm(_ _)m 作者より

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。