Episode.51 会話(パート2!)
蓮花「…シャナっていったっけ。ラトナとよく一緒にいる子」
ラトナ「ん?ああ、アイツな。シャナがどうかしたか?」
蓮花「いやね、なんかどーっかで見た気がすると思ったらさ、一回試合したからだったのを思い出したのよ。あ、空手ね」
ラトナ「……お、おう」
蓮花「うん。結果は……初めて、引き分けた。
それ小学生ぐらいの時だったから、今はどうだか…」
ラトナ「う、うん?…あのさ、その試合の後…何か言ったか?」
蓮花「『試合で本気出せたのは君が初めてだよ。次こそは勝つから』って…」
ラトナ「お前の所為かよ!?あの試合以来シャナがますます意気込んでたのは!」
蓮花「ま…黒三段取っちゃってからは中々試合出る機会なくてさ…。なーんかつまんないわけ」
ラトナ「お前といいシャナといい…うちの女子怖ぇーよ…」
蓮花「そう?
……あ、そうそう。ラトナさ、エレメントくる前は元陸上部だったんだっけ?」
ラトナ「あ、ああ。…なんで知ってるんだ?」
蓮花「夕陽から聞いた」
ラトナ「…」
蓮花「長距離だっけ?」
ラトナ「いや、それシャナの方。俺は短距離だ」
蓮花「……あの人何やってるの普段…」
ラトナ「…俺が聞きたい」
旭「短距離?短距離なら蓮花ちゃんも少しやってたね。『音速姫れ…」
蓮花「やめいやめいやめーい!!あれ知った時恥ずかしかったんだからね!?」
旭「あと、たぶんラトナ君は…『赤紫一閃のラト…」
ラトナ「わーあぁぁあああ!!!なんで知ってんだよそれ!?」
旭「あ、そうそう。シャナちゃんは『神速の紫竜姫シャナ』って」
蓮花・ラトナ「「(なんでこんなこと知ってるんだ…)」」
蓮花「…え、えっと…。そ、そうだ。いつかさ、どっかで機会があったら競争しない?」
ラトナ「競争?…良いなそれ。よし、約束な」
…何か妙に笑顔が清々しいな。




