部屋の中
家に帰った。
部屋に戻るとカーテンを閉めて部屋を暗くした。
CDをかけた。あくびが出てきたけど昼から遊ぶしそれまでに寝てしまったら起きれる自信がない。
シャワー入んなきゃと思ってとりあえずシャワー入ってお気に入りのシャンプーとボディーソープの匂いに包まれて気分は最高だ。
スマホを投げて、布団に横になった。
布団は何万円もした布団だ。
毛布を被った俺はひとときもじっとしない。布団の中でくるまったりくるまんなかったりする。
体を潜らせると冷たさと暖かさに包まれ寝たいだけ寝たくなる。アラームをかけずに限界まで怠ける。すべてが睡魔に変わって襲ってくる。布団に吸い込まれて意識がどんどん沈んでいく。
怠惰だ。
今日は昼から遊びだ。このままじゃ寝てブッチしてしまう。今日中に、家の中で終わらせないといけないことをやってからゆっくりする。
まずは、洗濯物だ。深呼吸をして全部やり切る。
先に洗剤を入れて新しく買った柔軟剤を入れて服を入れて洗濯機を回し部屋に戻る。
飯を作ろう。
キッチンに行きまな板と包丁と冷蔵庫から食材を出す。ある物で作る。今日は、豚のバラ肉にトーストにたまごにキャベツにレタス。
キャベツをトントンと切って千切りにしてフライパンに油を引いてちっちっちっちっシュポ。
トーストを焼いて皿に置いて次は、目玉焼きを焼いてトーストの上に置いて豚肉を焼く。
その間に手挽きコーヒーミルでコーヒー豆をゴリゴリする。
ポットにジャーと水を入れ横のコンロでちっちっちっちっシュポと火をつけて湯を沸く。
焦げない内に肉も出して温かいままにしておく。
トーストに目玉焼きを置いて豚肉を置いてレタスを置いてオリジナルソースをかけてトーストを挟む。
トーストを切り半分にする。BLTの完成。
削ったコーヒー豆をペーパーに敷いてのの字で回してお湯をつぐ。俺は濃ゆめが好きだからゆっくり丁寧に注ぐ。
残り物BLTとキャベツの千切りとコーヒーを机に持っていく。
コーヒーはすぐ飲み終わり。もう一回コーヒーをつぐ。コーヒーは飲み放題だ。
BLTも口に持って行き勢いよくかぶりついた。
肉と野菜とトーストが口を通り喉を通り食堂を通り胃に入り全身に血が巡った。中は中へと内臓から全身に巡られていく。
美味しい。自分で作ると愛着が湧き尚更美味しい。
食べたものと命が俺に流れていくようだった。宿っていくようだった。
鼻をかすめる。コーヒーのにおいが心地いい。
朝に満たされた。朝の風が流れ部屋と俺が今日はいい感じだ。
全部勢いよくたいらげコーヒーも一口。
食べ終わった皿をシンクに持って行った。
寝そうだし、筋トレして腕立てと腹筋、背筋、スクワット100回ずつする。
いっときは毎日していたが、眠たいのでしておく。
体にもいいし一石二鳥だ。
しかも、先ほどの食べたものも体に吸収されているし、丁度いいしプロティンものんで細胞ひとつひとつを喜ばせる。
臓器に「脳」「大脳」「小脳」「海馬」1つ1つ俺のだ。
筋肉や三角筋、大胸筋、腹直筋、広背筋、大腿四頭筋、ハムストリングス「上腕骨」「尺骨」「焼骨」「手根骨」「中手骨」「手指骨」「豆状骨」「三角骨」「月状骨」「小麦形骨」「基筋骨」「中筋骨」「末筋骨」「種子骨」「肩甲骨」「鎖骨」「鼻骨」「頬骨」
「涙骨」「助骨」「上顎骨」「下顎骨」「蝶形骨」前頭骨、頭頂、骨側頭骨、後頭骨
篩骨、仙骨、肋骨、骨盤、寛骨
大腿骨、膝蓋骨、脛骨、腓骨、足根骨、中足骨、指骨
に一つ一つ俺のに吸収させる。
俺はまだ20代前半だ。全然こんなの意識しなくたって簡単に吸収させて背も伸びて筋肉もつきやればやるだけ伸びるようになっている。
そーやって意味のない勉強も、運動も仕事も普通にこなしてきた。本気じゃない。今だって本気じゃない。適当に適当にだ。俺はそれくらいで普通に丁度いい。調子いい。だが、しかし敵が多いとか考えてると
気づけば洗濯物終わった。干して明日には乾いているだろうとバサバサと音を立てハンガーにかけておく。
ピンポーン
チャイムが鳴った。
雅人が映っている。
写真を撮って送信してから出る。
「わっさー!」
「わっさー!ごめん。洗濯とか筋トレとかもろもろしてて準備してないから秒で着替えるから家の中で待ってて」
「おっけー。おっ、てかこれまだ持ってたの?」
部屋にあった服を手に取って言った。
「当たり前じゃん。お前がくれたんだからさあんま使わないけど持ってるよ。」
「飯食いに行こうぜ〜。」
「ちょっと待ってね。てか、どこいく?良い所見つけたんだよ。小説家がよくいくレストラン。」
服を着替えながら言った。
「えー、小説家って胡散臭いよな。だって経験もしたことない事をパラパラ書いてよーするにFAKEだろー。そんな所いくの?」
「まぁまぁ、そんな事言ったら偉そうに紐解いて行きましょうとか言ってる評論家とかもFAKEでお前何回紐解いて行き着いた事もっとペラペラFAKEらしく口で話せよって感じだよな。」
下着を着ながら言った。
「あはははは。たしかにな。ハイソぶってお金もらわれながらしてんのに一流気取ってんだよな。お金払って聞いて見てってしてんならさ、別に偉そうにペラペラ話しても良いけどな!」
笑いながら言った。
「そーそ。人間は他人の事は分かって評価できても案外自分のことは分かりにくいもんだよな。てか、ここ新しいのに外観古いんだけどちょーうまくて安いんだよ。ここ行こーぜ。」
服をどれにしよーかなーって選びながら話した。
「そーだなー。行こー!てかよ、俺らなんてすぐご飯食べに飲みにいくだろ。少なくても居酒屋で3000円、BARで3000円、タバコも1日1箱2箱に朝昼夜のご飯に3000円、他にも生きるために必要な物あんだろ。1日1万ちょいは使うんだよ。最低でもさ。仕事ない月に30日遊びいくとしたら月で30万は使うんだぜ。そして、キャバクラとか行った日はそれ以上だよ。マリファナもさ、1g6000円だよ。知り合いから引いても3000円くらいで飲み代くらいじゃん。」
はにかみながら言った。
「そーそ。マリファナに関しては毎日してたらさっがにバカになるしな笑 俺ら貧乏じゃなく、お金の使いすぎなんだよな。」
ズボンを選びながら話した。
「使いすぎて後悔。タバコもやめれば何年でフェラーリとかあんじゃん。それ辞めちまえば金まだあるって考えたら辞めれそーだよ。」
タバコに火をつけながら話した。
「まぁ、けどあん時は余裕だったよな。それくらい稼いでもいたよな。助け合いつーか奢り奢られあいもあったしあぶく銭のはした金のたかが1万2万も1日で無くなって金銭感覚バグってたな。」
ズボンを選んで片足ずつ履きながら言った。
「あはははは。確かに。また昔みたいによー稼ぎすっか?」
「けどよー、あん時うまくいったからと言ってまた上手くいくとは思わねーんだよ。やる気がわかねーんだよ。まずは1から信頼と礼節を大事にして演技と目先の利益に騙されないで注意しつつよく聞いてよく見てよく知ることを始めるよ。」
上に何着ようかなって選びながら言った。
「たしかになー。こっちも忙しいのにヤクザに警察に市民に追われるのもだりぃーしな。」
「俺なんて板挟みだよ。目の前に集中したいのによー、こっちもこっちもどこいても来てたよ。だからと言ってさ、市民みたいにただ働いて子供産まされたりしてさ長いものに巻かれて行列並ぶとか嫌じゃん。警察みたいな刑とかもだりーじゃん。かといって、ハゲとかデブとかの何も無い陰キャラの同窓会いってるのかいってないのか分からない年の功だけの上司に使われるのも嫌じゃん。」
上を着ながら言った。
「なー。だよなー。その会社知らないしスーツ着て街で偉そうにしてるリーマンとか偉そうにすんのは会社だけにしろって話だよな。通勤しかしてないんだし元々陰キャラだろ?お前の会社の社員でも無いんだよ。街は皆の世界なんだよな。この世はさ。」
「そーそー。会社作ったわけでも無いだろー。偉そうにしてる奴はさ。リーマンの陰キャラのくせによかぶった演技なんてみたくねーよな。」
時計をつけながら言った。
「確かに。誰だよお前。会社も知らねーよ。ってお前がよくしたの?その企業って感じよな。世間では企業なんて知らねーよな。無責任に企業争いしてさ、金だけで占めやがって安いだけの大企業とかいらねーよな。迷惑だわ。」
「たしかに。俺らとか無責任な事したら捕まったりして責任取ってんじゃん。そーゆー上司とか一般人とかさ長いものに巻かれて真似しただけってアホ面ぶら下げてガラクタみたいになって頭おかしい事言ってんじゃん。責任も取れない奴が上にいっちゃいけねーよな。準備完了!いこー」
靴下を履きながら言った。
「行こー」
靴を履いてドアを開けた。外は老人が歩いていた。
空は透き通ったスカイブルーだった。




