オカマは格好良くて少し格好悪い。
家のことを色々したりしていたときのクーラーガンガンで最高な時だった。
電話が鳴った。
「ちょっと、話があるんだけど飲みいかない?」
楽しそうに言ってきた。
「いいよー。どこ?」
家のことをしながら言った。
「あのオカマのBAR集合で」
「わかたー。」
夜、街に出て店に向かっていると
「おー久しぶりだな。」
と若々しい声がした。
「おー。なんだ横は前の女とまた違うじゃねーかよ。また新しい秘書か?」
若くで社長になった自称社長と秘書らしき人が前から歩いてきて話しかけてきた。
「そーそ。新しい秘書をしてもらってる。麻さんだ。」
手で女を指して紹介した。
「ハハハハハハ!もう味わったのか?」
ペロリとした。
「味わってねーよ。」
慌てたように言った。
「前のは味わって辞めさせたんだろう。わかりやすい。顔だけの若い女だった。」
ニヤリと笑って言った。
「ばか。ちげーよ。実家に帰って看病しないといけないって言って辞めたんだよ。」
落ち着いて真面目な顔で言った。
「それで今日は何してんだよ。」
へーって感じで話した。
「今日は、会社で子供コンクールを開いた後に打ち上げをするところだよ。お前こそ何してんだよ。」
秘書が隣からポスターと名刺みたいなのを取り出して渡してきた。
「そーか。そーか。いい事だ。さすが社長だな。子供に手を出すなよ。俺は、いまからこっちとこっちでこっちだよ。今からこーしてよ。一発バッコンしなぁといけねぇんだよ。」
小指を立てていった。
「やりすぎんなよ。」
カッコつけながら言った。
「ばーか。そんくらいこっちは分かってんだよー。どれくらい飲んでヤッて泣かしたと思ってんだよ。一緒行くか?すげーぞー。」
最高な笑みを浮かべながら身振り手振りして言った。
「ハハハ。また今度にするよ。ありがとう。」
そのタイミングで電話が来た。
「分かってる。分かってる。いつものところで日めくりカレンダーでクリクリだろ?うんうん。なんだと?」
手を軽く振ってBARに向かいながら話してた。
自称社長のところに戻り
「お前十万くらい持ってない?姫がよー。ピル飲まずに中出しされて子供できたんだけど子供を下ろしたいんだってよ。」
と言った。
「今は厳しいなー。カードしか持ってない。」
驚くように言った。
「分かった。大丈夫。俺に金を貸すために生まれて机にしがみついて客に頭下げてきたわけじゃ無いしな。」
肩をポンポンと叩きながら言った。
「大丈夫なのか?女の子は?」
心配した様子だった。
「大丈夫大丈夫。お腹をこーツンツンするだけ。」
手のひらをピンとして両手で叩くふりをして走りだした。
オカマBARに着いた。外で待ってたから一緒に入った。
「いらっしゃ〜い。あらぁ?久しぶりね〜。座りなさいよ。」
手を振ってオカマが来た。
「久しぶり〜。連絡するの忘れてたわ〜。」
席に座った。
「大丈夫。でも、来てくれて嬉しいわよ。最近、帰ってきたってザミ君が話してたからね。ずるいと思ってたのよ。それにしても何してたのよ。」
タバコに火をつけながら話した。
「色々だよ。」
俺らもタバコを取り出して言った。
「あんたたちも相変わらずね。何してるのか全く分からないわ。」
吸った煙を吐きながら言った。
「俺なんか捕まって旅行して女と別れて遊んでそんなんばっかりで最悪だよ。」
タバコに火をつけながら言った。
「逆にオカマは何してんの?」
横から聞いた。
「ん〜、男漁りよ。見たいのは男よ。結婚してる男が好きになっちゃうのよ。」
うっとりとした顔と表情で話した。
「相変わらずだな。笑 前も不倫している男の束縛が凄くて遊べないって言ってたよな。」
口角を上げて笑いながら言った。
「うん。でも、別れた。DVもあったし自傷とかシンナーとか吸ってさ家の中で壁に落書きしたり、皿を割ったりしてたから別れたわ。今はフリー。」
淡々と話した。
「へーーじゃあ、S magic1つとChoco Bomberを1つで。オカマも飲んでいいよ。」
メニューを見ながら言った。
「オッケ〜。」
ドリンクを作り始めた。
「で、話ってなんだよ。」
真剣な顔に戻って問いかけた。
「このセミナー知ってか?」
カバンから紙を出して話し始めた。
「知らねー。何これ。オカマ知ってる?」
紙を受け取って見つめてた。
「出来たよ。変な話してるわね。ちんこ舐めさしてくれたら教えるわよ。S magicはペルノ(薬草のリキュール)、ホワイトペパーミント、レモンジュースで作られているエスマジック。チョコレートとココナッツのリキュールで作られているチョコボンバー。」
ペロリと舌を出した後にグラスをそれぞれに置いた。
「これは、一気に飲むと、かなりキマルね。カクテルって言うよりドリンク剤に近いね。」
ドリンクを一口飲んでから言った。
「もう飲んだ直後にカーッときまるな。」
あぁ。と頷いて言った。
「これに合うならRUSHがいいよ。試してみろよ。液体をティッシュに少量染み込ませて、匂いを嗅ぐとやべーよ。不思議だよ。ただただせっくすしててもあきてきちゃうしよこれキメるのありなんじゃないって。刺激的なSEXだよ。我を忘れて無我夢中にお互いを求め合う最高だよ。」
真面目な顔で言った。
「最高だな。人ってまともな人ほど案外本能的だよな。それでいいんだけどよ。欲望に身を任してよ。本能的なことが好きなのはいいんだよ。人に求めんなよ。けど、もっと本能的になりたいならスーパーエクスタシーだね。これはやばいよ。身を滅ばさずにヘルシーに快感と幸福感が一気にきちゃってさらに本能むき出しだね。」
笑いながら言った。
「もー、ウチを誘ってんの?」
手を顎に置いて行ってきた。
「こいつだったら今日オカマにあげるよ。オカマの穴気持ちいいの?」
横を指さして言った。
「いいのよ。冗談よ。他のまんこ探してきなさい。情報ってのはすごい価値があるもんよ。ネタは沢山集まってくるけど、昔の旧友って事で教えてあげる。タダで教える人なんてもーいないわよ。」
と言って持ってたワインを置いた。
「ありがとう。助かる。」
「嘘の噂とかは嫌いだからな。あと旬の噂がいいぜ。」
「そーそー!俺ら嘘の噂は嫌いなんだよー!」
「分かってるわよ。セミナーの件ね。講演者は少し前に摘発されてからおとなしくなったけど、最近公民館をアジトにしてネズミ講みたいな事して悪い事して金を稼いでるらしいわよ。」
「またか。。どこ公民館?すぐネズミみたいに網を張るし増殖するからな。」
「今は、隣の街で連中はやってるわ。隣の街出身らしいのよ。」
「隣の街って事は、市外か!」
「そーか。その連中が金置いてる時と次回のセミナーの時期は?」
「セミナーの後と月末ね。今からだったら1番重なる時期は13日後だわ。」
「13日後!セミナーの後かー。」
「組織には、仕事の副業でやっている人がいるから警察や、一般企業の人とか、ハイソぶってる夫婦とか、株主の人とか、格闘家、行政の奥さんとかもやってるから気をつけてね。」
「うわ、苦手ー。あれだろ。人脈とか人生変えたくない?とか言ってきて変な人が演じて良い事言って人に押し付けてきそうだよな。」
「まぁ、大丈夫だよ。そんな勧誘で結局誘われる人達の集まりだよ。仕事みたいなもんだよ。13日後か。成功率を上げるためには気をつける事が沢山あるな。マップで場所を見してくれ。」
テーブルに地図を広げて見た。
BARではクラシックが爆音で流れてた。




