表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界決算 経理係長の財政再建  作者: しがないリーマン
7/8

〔約束の場所へ〕

ケランチ王国とギリアス王国の戦争を食い止める為に・・・。

ルフィアが、城へ伝令に出た後、ギリアス王国側の説得を


どうするかの議論になった。



外内:「エファルトさん、ギリアス王国で、どなたか


    信頼の出来るお知り合いはいらっしゃいますか?」


エファルト:「第2王子のカールなら、子供の頃から知っている。


       歳も私より一つ下で、よく一緒に遊んだものです。


       ここ2年程は、手紙のやり取りぐらいしか出来ていませんが、


       彼なら、きっと協力してくれるはずです」


外内:「分かりました。何とかそのカールさんにお会いして、


    協力を(あお)ぎたいですね」


エファルト:「この状況下で、誰かを使いに出すわけにもいかないので、


       私が直接会って、説得します。


       明日、ニコラスとベルクストの協力を取り付けたら、


       直ぐにでも、ギリアス王国に発ちます」


デウォルド:「かしこまりました。(わたくし)もお供致します」


外内:「私も一緒に行ってもいいですか?」


デウォルド:「外内様もですか?」


外内:「ギリアス王国の様子を確認しておきたいのです」


エファルト:「なるほど、そうですね。


       では、デウォルド、急ぎ、馬車の手配を頼む!」


デウォルド:「はっ!」



デウォルドは、馬車の手配の為に、町のギルドに向かった。



エファルト:「とりあえずは、ニコラスとベルクストが、


       こちら側についてくれれば、何とか兄上を


       説得できるはずです。


       それよりも、ギリアス王国を納得させられかが、


       問題ですね」


外内:「はい、まずは、ケランチ王国側に敵意が無い事を


    何とかギリアス王に伝えなけらばなりません」


エファルト:「そうですね。最初は誤解とはいえ、


       今、何か事が起これば、一気に戦争ムードに


       なってしまう可能性もあります。


       急いで事を起こさなければ」


外内:「そうですね」


エファルト:「何とか、カール王子に協力してもらい、


       ギリアス王を説得しなければ!」


外内:「はい!」



しばらくすると、デウォルドが馬車の手配を終えて帰ってきた。



デウォルド:「何とかギルドに無理を言って、明後日の朝から、


       早馬車の手配が出来ました。


       朝一で出発すれば、夕方には、ギリアス王国に


       到着できるでしょう」


エファルト:「ご苦労だったな」


デウェルド:「そういえば、ギルドで聞いたのですが、


       どうやら、ニアス王から最近、傭兵募集の打診が


       ギルドにあったそうなのです」


エファルト:「何?兄上が傭兵を募っていると!」


外内:「まずいですね。傭兵の募集を始めたという事は、


    戦争が近いという事ですね。


    やはりあまり時間は無さそうですね」


デウォルド:「ギルドに居た傭兵に聞くと、どうやら、ギリアス王国でも


       同様に傭兵を募っているそうで、噂を聞きつけて、


       各地から、傭兵達が集まってきているそうです」


エファルト:「グズグズしていられないな。


       明日は、何としてもニコラスとベルクストに


       協力を取り付けなければ!」



夕方、ルフィアが城から戻って来た。



エファルト:「ルフィア、御苦労だったな。


       二人には、無事会えたか?」


ルフィア:「はい、エファルト様の御伝言しかとお伝え致しました。


      お二人とも、〔明日、正午に約束の場所で〕と


      おっしゃって頂きました」


外内:「ところで、エファルトさんのおっしゃっていた、


    〔約束の場所〕とは何処なんですか?」


エファルト、:「昔、2人とよく遊んでいた秘密の場所ですよ。


        村人達は、〔静寂の泉〕と呼んでいるみたいです」


外内:「えっ!静寂の泉!フィナシアが居る泉じゃないか!」


エファルト:「静寂の泉を御存知なんですか?」


外内:「私が、この世界に召喚された場所なんです。


    そこで精霊の フィナシアに出会って、この国を


    救ってくれと頼まれたのです」


エファルト:「そうなんですか!私もあの泉で精霊のお告げを聞いたのです!」


外内:「なるほど、あそこなら、他の人に見られる事もなさそうですしね」


エファルト:「そうですね。城の者も村人もあそこは聖なる場所として、


       ほとんど立ち入る事はありませんからね」


エファルト:「さあ、明日に備えて今日は、もう休みましょう」


外内:「そうですね。昨日は、ほとんど眠れませんでしたからね」



我々は、明日への決意を胸に眠りについた。

いよいよニコラスとベルクストと合流

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ