7話 魔物を殺してゆく狩人たち
「……援護しますぅ……!」
カタリナが微笑みながら叫んだ。
淡い薔薇金の髪が風に揺れ、大きなライラック色の瞳が輝く。
エリザベートは聖銀の槍を構え、詠唱を始めた。
「天上の息吹よ、澱める夜を浚え。清冽なる旋風をもって、魂の汚れを白日の下に晒せ。――福音の旋風!」
彼女の声は冷徹で、力強い。
槍の穂先に魔力が込められ、周囲に魔法陣が展開される。
次の瞬間、魔法陣から聖なる風が放たれた。
風は石造りの手すりに手をかけた魔物たちを吹き飛ばし、夜狼たちは悲鳴を上げながら塔から落ちていく。
「援護するわ……!」
エリザベートが叫んだ。
白金の髪が風に揺れ、蒼い瞳が決意に燃える。
豊かな胸が激しく上下し、白いレースの下着が透けて見えた。
塔の最上階での戦いは過酷を極めている。
石材や木材で作られた足場が軋む音が響く。
戦闘の衝撃で床が揺れ、壁が軋む。
塔全体が震え、崩れそうになる。
仲間たちは怒号や戦意高揚とした台詞を多く吐く。
「来いよ……! あたしが全部殺してやる……!」
機構式クロスボウを構え、ヴィオラは叫んだ。
彼女の声は興奮に満ちており、戦闘の影響でハイテンションになっている。
深い漆黒に紫を滲ませた長髪が三つ編みで揺れ、紅い瞳が鋭く光った。
「……全部殺す。一体残らず」
短銃を構え、リュネットは叫ぶ。
彼女の声は無表情だが、戦闘の影響でハイテンションになっている。
漆黒に近い深藍色の髪が揺れ、細めの淡い銀青の瞳が冷たく光った。
「下がるな! 押し返せ! 誰一人として、その場から引くことを許さない! 全員、攻撃を続けろ!」
短銃に弾を込め終え、イグナーツは仲間たちに向けて叫ぶ。
彼の声は力強く、仲間たちを鼓舞する。
切れ長の黒目がちな瞳が鋭く光り、濃藍の羽織が風に揺れた。
イグナーツは短銃を構え、塔を登り来る夜狼たちに向けて連続して発砲する。
銃弾の雨が魔物たちに浴びせられ、夜狼たちは次々と悲鳴を上げ、塔から落ちていく。
魔物たちの目は月光に照らされると、異常と言えるほどに赤く光り輝いていた。
その目は憎悪に燃え、血肉に飢え、狂気に満ちている。
まるで何かに憑りつかれているかのように、魔物たちは盲目的に塔を登り続けた。
「夜明けまで耐えろ! 命ある限り抗え! 朝日が昇るまで、一秒たりとも気を抜くな!」
魔物の進撃から、自身の身や仲間たちを守りながら、イグナーツは力強く叫んだ。
彼の声は力強く、仲間たちを鼓舞する。
切れ長の黒目がちな瞳が鋭く光り、濃藍の羽織が風に揺れた。
右耳の真鍮の耳飾りが揺れ、左手の黒紐の腕輪が軋む。
イグナーツが書庫で手に入れた本には、夜にのみ大群の魔物が漆黒の森から現れて、塔を襲撃しに来ると書いてあった。
ならば、夜明けまで耐えれば、魔物たちは森へと帰るはず。
仲間たちも魔物たちに、幾度となく銃や魔法での攻撃を加えながら、力強く押し返す。
「おうよ! やってやろうぜ! 隊長ッ!」
ルーカスが叫んだ。焦げ茶の短髪が汗に濡れ、琥珀色の瞳が闘志に燃える。
鉄打ちの重コートが揺れ、金属のプレートアーマーが軋む。
「任せろ! 朝まで持ちこたえる!」
薄く笑いながらガロットが叫んだ。
漆黒の髪がオールバックに撫け付けられ、金茶色の瞳が輝く。
深墨色のロングコートが揺れ、背中から腰にかけて複数のホルスターが揺れる。
「了解した! 必ず生き延びる!」
冷静にヴェルナーが叫んだ。長めの金髪が後ろで一束に結ばれ、切れ長の蒼い瞳が冷たく光った。
白と金を基調とした布鎧が揺れ、銀縁のロングマントが揺れる。
「……朝まで」
無表情のままユリウスが呟いた。
銀灰色の髪がポニーテールで揺れ、前髪が右目を隠している。
「やってやるわ!」
ヴィオラが叫んだ。深い漆黒に紫を滲ませた長髪が三つ編みで揺れ、紅い瞳が鋭く光る。
「……了解」
無表情でリュネットが呟いた。漆黒に近い深藍色の髪が揺れ、細めの淡い銀青の瞳が冷たく光る。
「……頑張りますぅ……!」
微笑みながらカタリナが叫んだ。
淡い薔薇金の髪が揺れ、大きなライラック色の瞳が輝く。
「必ず生き延びるわ!」
エリザベートが叫んだ。白金の髪が風に揺れ、蒼い瞳が決意に燃える。
豊かな胸が激しく上下し、白いレースの下着が透けて見えた。
「えへへ……みんなで頑張りましょうねぇ……!」
微笑みながらセシリアが叫ぶ。
淡いミルクティーブラウンのゆるふわウェーブが揺れ、ツインお団子から毛先がふわりとほどける。
その瞬間、一体の夜狼が塔を登り上げ、最上階へと飛び上がってきた。
「グルルルル……ガァアアアアアッ!」
夜狼は唸り声を上げながら、鋭利な鉤爪を振るい、イグナーツの首の動脈を切ろうとして飛び掛かる。
だが、イグナーツは即座に反応した。
彼は腰に下げていたナイフを抜き、夜狼の攻撃を避けながら、その首元に突き刺す。
ナイフの刃が夜狼の首を貫き、動脈を切り裂く。
夜狼は血を吐きながら悲鳴を上げ、塔から落下した。
落下する夜狼の身体は塔の外壁の一部に激突し、その衝撃で外壁の石材が欠ける。
石片が空中を舞い、地面へと落ちていく。
だが、外壁の一部が欠けても問題はない。
軽傷である。塔の構造は依然として頑強であり、崩れる気配はない。
「やらせはせんぞ……」
イグナーツが呟いた。
周囲には火薬の匂いと、焼け焦げたような空気が漂う。
あまりの銃撃の数や火炎魔法の影響により、空気が焼け焦げたような臭いとなっている。
硝煙が塔の最上階を覆い、視界を僅かに遮った。
魔物たちの雄叫びや咆哮が響くが、仲間たちの戦闘中での軽口や、魔物への暴言が台詞が交差する。
「おい、もっと来いよ! まだまだ弾はあるぜ!」
ルーカスが叫んだ。焦げ茶の短髪が汗に濡れ、琥珀色の瞳が闘志に燃える。
「おいおい、お前ら遅すぎるぜ! もっと早く登って来いよ!」
薄く笑いながらガロットが叫んだ。漆黒の髪がオールバックに撫け付けられ、金茶色の瞳が輝く。
「醜い獣どもめ……全て浄化してやる……」
冷静にヴェルナーが呟いた。長めの金髪が後ろで一束に結ばれ、切れ長の蒼い瞳が冷たく光る。
「……全部殺す」
無表情でユリウスが呟いた。銀灰色の髪がポニーテールで揺れ、前髪が右目を隠している。
「来いよ……! あたしが全部殺してやる……!」
ヴィオラが叫んだ。深い漆黒に紫を滲ませた長髪が三つ編みで揺れ、紅い瞳が鋭く光る。
「……全部殺す。一体残らず」
無表情でリュネットが呟いた。漆黒に近い深藍色の髪が揺れ、細めの淡い銀青の瞳が冷たく光る。
カタリナは、魔術刻印杖を高く掲げ、詠唱を始めた。
「瞬きは不要。一条の閃光となりて、因果を飛び越え心臓を穿て。――零刻の光矢!」
彼女の声は甘く柔らかいが、その魔力は圧倒的である。
杖頭の欠けた水晶から魔力の霧が放出され、周囲に魔法陣が展開された。
次の瞬間、カタリナの頭上に光の矢が具現化される。
光の矢は眩く輝き、空中に浮かぶ。
その数は十本、二十本、三十本――無数の光の矢が頭上に浮かび上がる。
彼女は杖を振るい、光の矢を魔物たちへと向けて幾度も放つ。
光の矢は塔を登り来る夜狼たちを貫き、夜狼たちは悲鳴を上げる。
だが、光の矢を受けた夜狼たちは、単に倒れるのではなかった。
夜狼たちの身体が、内側から眩い光を放ち始め、膨らんでいく。
そして、次の瞬間――夜狼たちの身体が爆発した。
肉片と血が飛び散り、石壁を赤く染める。
爆発の衝撃で、周囲の夜狼たちも吹き飛ばされ、塔から落ちていく。
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