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ケサランパサラン長決定

最強と噂されていたパーティから追放された4人。

追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。

そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。

職業、魔法、魔物、勇者、ダンジョン有り!

体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人がドタバタ暮らします!

さて、先日のケサランパサランの赤ちゃんはスクスク育っている。

庭で浮遊しているケサランパサランは個体判別が全くできないが、

赤ちゃんは都合の良いことに毛先の色がそれぞれ違う。

ネーミングセンスゼロの奏音がつけた名前は、

赤い個体はケサ、青目の個体はラン、緑の個体はパサ、黄色の個体はランニだ。

ちょうど4匹いるので、私は赤、まどは青、遙は緑、奏音は黄を貰った。

ちなみに餌は白粉で、巣である箱に入れるとそれはモソモソ食べる。

ケサランパサランの赤ちゃんは日々大きくなり続け、

遂に昨日の手紙の送り主、ケサランパサランの長と同じくらいの

大きさになった。

ある日ケサ、ラン、パサ、ランニを庭で散歩させていると、

ケサランパサランの長がふわふわとこちらに寄ってきた。

そして「…長を決めるのが難しいのお」と呟いた。

「長ってどういうこと?」「あ、説明もせず申し訳ございません。

実はですね、この4匹は成人いたしました。

ですので、次の長候補となった訳ですが…」

「なにか問題でも?」「長は体の大きさで決まるのですが、

4匹は大きさが同じように見えまして」

ポンと遙が手を打った。「なあるほどー!」

「速さで決めようよ、速さで!」と私は提案した。

「速さですか。なるほど、今までにない案ですがよろしいかと」

長は了承してくれた。

魔物達の運動場に、少し小さめの線を引いた。

レース会場が整い、4匹が並んだ。

「位置について、ヨーイどん!」とまどが間延びした声をあげた。

ふわふわ、ふわあーっと4匹が一斉に飛び始めた。

「さあ、実況はわたくしアモンと奏音がお送りいたします!」

キャーッと黄色い歓声が上がり、そちらを振り向くと

大量な死神がいた。

少々ゲンナリしながらもレースを見る。

「おおっと、ランが今一位ですよ!いや、ケサが追い抜きそうだ!

奏音さん、どう思います?」

「そうですね、ランニは体力を温存しているようにも見えます!」

「パサは完全に諦めてますね…」

「昨日、長になるのがめんどくさいとぼやいていたそうです」

「飼い主に似たんですかね」「「あちゃー…」」

「そして、やはり体力温存していたランニがゴール!」

「優勝は、ランニ、次期長はランニに決定です!」

メスのケサランパサランが駆け寄ってランニに

水っぽい白粉を渡したり、タオルを渡したりし始めた。

「ククッ、面白くなりそうじゃ」とケサランパサランの長が笑った。








デイ:あれでも幻獣の端くれなんだぜ

秘書:ケサランパサランは大した能力を持っていませんが

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