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ケサランパサラン

最強と噂されていたパーティから追放された4人。

追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。

そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。

職業、魔法、魔物、勇者、ダンジョン有り!

体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人がドタバタ暮らします!

毎度お馴染みの縁側で喋っている時、ハラハラと雪が降り始めた。

「いや、綺麗な雪…って今何月だと思ってんだよ!」と奏音渾身のノリ突っ込み。

確かに今は12月の初め。雪など振ったらそれこそ異常気象だ。

「あれ、これってケサランパサランじゃない?」と雪を手に取ったまどが言った。

ケサランパサランは幻獣の一種で、一見すると綿毛のように見えるが

実は羽毛の生えた謎の生物だ。

確かめようと私も取ってみたが、雪には羽毛が生えていた。

どうやら意識?のようなものがあるらしく、庭をふわふわ漂っては

妖精の頭に乗っている。

「でもどうしてこんなに大量発生したのやら…」と遙が

不思議そうにケサランパサランを見ている。

「取り敢えずこのまま庭で遊んでいてもらおう」

と奏音が提案し、私たちは少し変わった様子の庭を改めて眺めた。


翌日


「妖精には抜群の人気みたいだね」とケサランパサランに細い紐をつけて

散歩させる妖精の姿を見たまどが苦笑した。

「妖精界のファッションに革命が起きた!ってみんな騒いでるぜ」

最近妖精界ではケサランパサランの羽毛で作った髪飾りや

アクセサリーを着けるのが流行らしく、

一気に庭の妖精の数が増加した。

……のは良かったのだが。

後日手紙が届いた。


主一同へ


妖精たちが私たちに縄を付けて庭を引きずり回すので困っています。

私たちは元々空の生き物なので、長く地上にいることは好みません。

どうか早急な対応をお願いします

尚、ケサランパサランの中で喋れるのは私だけでございます


ケサランパサランの長



なるほど、よりしっかりした意識を持つケサランパサランが長になるらしい。

気難し屋の妖精たちを必死に諭し、ようやく縄を外させた。

すると特別大きなケサランパサランが寄ってきて、

上質な桐の箱を渡してくれた。

その中には、小さな小さなケサランパサランの赤ちゃんが眠っていた。

今は喜んでまどが世話をしている。


デイ:昨日アテナを吹き飛ばしたミルクよりよっぽど可愛いんだぜ

秘書:確かに…

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