アテナとニケ
最強と噂されていたパーティから追放された4人。
追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。
そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。
職業、魔法、魔物、勇者、ダンジョン有り!
体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人がドタバタ暮らします!
【戦略の女神】アテナは雷に打たれたような、「衝撃」の顔をした。
その隙にまどが縄を取り出し、それは2人をガチガチに縛り上げた。
そして私は「全身硬直呪文」を放ち、その後パリン と結界の割れる音が響いた。
「戦略的…撤退だと?」
粉々になった結界を抜け、私たちは空に舞い上がった。
そして可哀想だと思ったが少しでも追跡の目を眩ますために、
まだ動けずにいる2人の神に思いつく限りの方法で攻撃した。
まどは「腐蝕呪文」、「地獄の針」「死の焼け箸」とえげつない魔法を
放っているし、遙は「痙攣呪文」「呼吸麻痺呪文」を連発している。
奏音も雨霰と短剣を降らせている。私も遠慮なく2人の体を破裂させた。
ちなみに攻撃中も私たちの逃走劇は続いている。
「よし、天界の支配区域を抜けたぜ!」と奏音が叫び、
全員がダンジョンへ移動した
……と思ったら私たちの体は地上へ真っ逆さま。
地上では顔全体が引き攣り、四肢が無くなった状態で浮遊している
ニケとアテナの姿があった。
「逃げ切れると思ったのですか?」
そう言ってるうちにもみるみる2人の体は回復し、通常状態に戻った。
「しょうがないなぁ…ミルク、カモン!」とまどが叫んだ。
ミルク?と思っているとその正体がわかった。
恐らくミルクは地上最強最悪の生き物だった。
身体は6Mはあろうかという大蛇、背中からドラゴンの翼を生やしており、
腕は影でできていて何十本という黒い手が蠢いている。
おまけに息は毒ガス、蛇の口から業火を噴いている。
ミルクがヌルヌルと滑ったその場所はジュウジュウと音を立てて
不毛の地へと変わっていく。
特大サイズの斧が付いた尻尾をブンブン振り回した
ミルクは、あっという間に2人を叩きのめした。
気絶した2人は近くの森へ運び、
「食べてください」と書いた立て札を横に立てておいた。(嫌がらせ)
そして今度こそ私たちはダンジョンへと帰還した。
戻った途端デイが駆け寄って来た。
「お前ら!また生きて会えるとは!…ってなんだその化物は」
デイはミルク(名前可愛すぎない?最強の神を尻尾一振りで倒した怪物だよ?)
を指差していた。
「あ、この子はミルク。優しいんだよ〜」とまどが解説しているが
デイは卒倒寸前だ。
仕事から帰って来たアモンは気絶した。
そして、いつもの日々が戻って来た。
もう邪魔する輩はいない…そう思った途端なんだか安心した。
デイ:ニケは勝利の女神のはず…
秘書:やたら名前が可愛いかいぶつに負けましたね




