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牢屋=洒落た小部屋

最強と噂されていたパーティから追放された4人。

追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。

そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。

職業、魔法、魔物、勇者、ダンジョン有り!

体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人がドタバタ暮らします!

「陰謀の匂いがするな」と愉快そうにアモンが笑った。

そのまま警備隊が突入して来て、呆気なく私たちは手錠をかけられた。

袖に隠した短剣も、服以外は全て奪われた。

「コラッ、儂を誰だと思ってるんじゃ!

今すぐこの会場を焼き付くせるんじゃぞ!?」

と尻尾を掴まれたサラマンダーが文句を言っているが、

諦めて精霊界へと帰って言った。

精一杯哀れな顔をして警備隊に無実を訴えてる2人が、

「いや、それ押収しても僕の元に自動で帰ってくるから

意味な…モゴモゴっ」

余計なことを口走って口に布が詰め込まれた。

目隠しをされて連れ込まれた先は、

最高品質の強化合金属の鉄棒が沢山(税金の無駄遣いだ)

壁に埋め込まれた牢屋だった。

「広さだけは無駄にあるけど全く楽しく無い部屋ね」

はあ〜と溜息をついてまどが言った。

「俺らが快適な部屋に改造するぜ!」

奏音が叫ぶなり、眼に装着していた

紫の眼を回転させた。

部屋中に紫の光が散らばり、私は思わず目を瞑った。

目を開けると、牢屋は小洒落た部屋に変わっていた。

カウンターが設置されていて、中で

1Mほどの魔鬼がグラスを楽しそうに磨いている。

魔鬼はまどが見つめているのに気づくと、

パチンと指を鳴らして空中にコーラの入ったグラスが5つ現れた。

回転式の椅子に全員が座り、楽しく喋り始めた。

看守がコツコツとワザとらしく革靴を床に打ちつけながら

牢屋(小洒落た部屋)の様子を見に来た。

「おいっ、貴様らこれは何だ!?

俺好みのいい部屋じゃねえか…」

と言うなり牢屋の鍵を開けて部屋に入って来た。

「な、あんた達魔法使いか?

俺にこの部屋くれねえかなあ(チラッ)

くれたらここから出してやらないこともないし、

脱出手引きもしてやるんだけどなあ…(チラッ)」

「それじゃどうぞ。じゃあ今までのことは全部忘れて」

遙のベルト通しに付けられた小さな箱から、

大量の白煙が飛び出し、看守の顔を覆った。

看守の顔を白煙が覆っているうちに

私たちは魔鬼を連れて牢屋から悠々と出た。

途中看守数人に会ったが、奏音が地面から生やしたフキノトウで気絶させられた。

「それにしても長い廊下ね。

私たちを晩餐会に誘き寄せて逮捕した

犯人も分からないし。」

まどが首を振った。

「まあ大方は…奏音が一週間前に叩きのめした

狩猟パーティメンバーだろうけど」

私の考えを4人に話すと、奏音が頭を抱えた。

「おい、マジかよ!そう言えばあの中に

シルクのマントを着た男がいたような…」

「奏音、それはヤワエ王国の大臣だね。

王が病気になっているからその大臣が実質

政権を握っている」

「嘘だろ!?そいつ保護動物を殺そうとしてたから

肩を金属バットでブッ叩いたんだよ」

今度は全員が頭を抱えた。

奏音の手にタブレットが現れた。

「ちょっと待て、天界ネットワークで探ってみる。

…全治7ヶ月の怪我を負い、右肩が少し不自由になるらしい」

「…奏音の自業自得ってことで、

今回はその大臣を叩くのはやめておきましょうか」

まどが小さな声で呟き、消えた。



デイ:大臣も悪いし奏音も悪い

秘書:どっちもどっちですね

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