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神話誕生

最強と噂されていたパーティから追放された4人。

追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。

そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。

職業、魔法、魔物、勇者、ダンジョン有り!

体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人がドタバタ暮らします!

「うーん、これは一体どういうことだ?」とアモンが叫んだ。

その眼前に静かに佇んでいるのは、私たちが殺したはずのディーン。

しかし、よく見ると身体が所々透けている。

強い怨みで霊体となったディーンは、殺した張本人である私たちの元に舞い戻って来た。

そしてディーンは異様に錆びついた声で話し始め、

「や、皆さんどうも。殺してくださって…ありがとうございまーーーーーーーーーーーす!」

と叫ぶなり私たちに飛びかかって来た。

しかし「うひゃあ、やめてくれ!」と叫びながらも遙は的確な「浄霊呪文」を放っているし、

まどは「昇天魔法」をディーンの胴体に3連発で命中させている。

そしてアモンが取り出した瓶の中にディーンは吸い込まれ、霊魂となって浮かんでいる。

ディーンは恐ろしい叫びをあげているが、瓶の蓋を閉めた瞬間声は途絶えた。

それを傍観していた奏音は「いやあ、恐ろしかったぜ」と言いながらも平然としている。

で、結局は何事もなかったかのように日々の業務が始まった。

と言っても最近量が少ない手紙の返事を書き、アクティの見回りをするだけだ。

「ミセス・ハイゴブリンの裁縫屋」はいつも通り賑わっているし、

ストーンドッグのラーメン屋には、狂魚が今日も陣取ってラーメンをズズズと啜っている。

そして…裏通りの人気のない十字路の中心に不思議な象形文字で描かれた看板を掲げる謎の店。

通行人曰く「行こうと思うと行けないが、何の用事もない時に限って忽然と姿を現わす」だそう。

そしてただ見回りに来ていた「何の用事もない」私たちが店に入ろうとすると、

音も無くドアが開き、妖しい世界へと私たちを招き入れた。

中には、先客たちでいっぱいだった。

ただ、商品だけはしっかりと観れる。

何故なら、客の全員が妖霊や悪魔、幽霊など実態が無い者たちだったからだ。

ワニの可愛らしい人形があるかと思えば、水晶玉が置いてあったり、雑貨類が置いてあったりもする。

ま、要するに統一感ゼロってわけだ。

私が1つの手鏡を取ると、悪戯っぽい笑みを浮かべた悪魔の顔が浮かんで来た。

それを観たまどが、「鏡よ鏡、世界で1番美しいのは誰?」とふざけて言った。

すると、「ハッ、ババア冗談も休み休み言えよ?お前なんざが世界い」

その瞬間鏡は粉々に割れた。

割れた欠片から黒い蒸気が漏れ出して、空中で鷲の姿を取った。

「ババ」グシャッ「クソが」ベキ「やめ」ドガガガガッ「死ぬ…」

と謎の会話(?)を交わした後、まどが悪魔を消滅させた。

今日、【治癒の神】まどの新たな神話が誕生した。

そして2度と悪魔たちは(アモンを除いて)まどに近寄らなかったという。











デイ:まど凄え

秘書:あれ結構高位の悪魔ですよね…

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