↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
まことはニッコリ笑って人を斬る。  作者: ほりーⅯ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

51/89

子どもを売る悪い奴。10

入り口を入ると、すぐに廊下だ。

入ってすぐ左のところに、電気のブレーカーがある。

みっちゃんは手筈通り、ブレーカーを落とす。

一気に暗闇になる。

みっちゃんは暗視ゴーグル。

夜目が利くボクは、最初から片目をつぶっていたから、暗闇でもほとんど問題ない。

一気に地下室に続いているであろう扉を開ける。

階段を降りると、もう一つの扉。

こちらは上下二か所に鍵がかかっていた。

「任せて」

ボクは、速攻で開ける。

ドアを開けると、

「誰だ‼」

柏ノ葉らしき男が怒鳴る。

今のうちに仕留める。

そう思った瞬間……。

ドドドドドドドドドッ!

急に大きな音がしたと思うと、明かりが点いた。

どうやら発電機が作動したみたい。

「貴様ら、何もんだ‼」

明るくなり、柏ノ葉らしき男ではなく、柏ノ葉大樹本人だと確認が取れた。

部屋の大きさは二十畳はある大きな部屋。

右端には事務机、左側には分厚い天板の高級な食卓テーブルがある。

柏ノ葉は部屋の中央に位置し、手には散弾銃が握られていた。

「柏ノ葉、学生のころからいけすかない奴だったが、こうも外道に成り下がったとはな」

みっちゃんはゴーグルを取り外した。

「お前は……全体大のジンドウ?」

「ああ、俺だ」

「お前が、俺に何の用だ⁉」

「悪事に手を染めて、大分恨みを買ったみたいだな」

「何のことだ」

「とぼけるな! お前が少女を買って、傷つけ、殺しているのは知っている」

柏ノ葉の顔が一瞬ひきつる。

「死ねやー!」

柏ノ葉が散弾銃の引き金を絞る。

ボクらはその瞬間、左右に飛び、飛び散る弾丸を避ける。

みっちゃんはテーブルを倒し、遮蔽物にする。

ボクは机……って、チョット頼りないじゃん。

そこはみっちゃん。

パンパンパン!

シグザウアーP320で応戦し、柏ノ葉の気を引きつける。

バン、バン!

柏ノ葉はテーブルに銃弾を浴びせる。

しかし、銃弾は表面に食い込むものの、貫通はしない。

今だ!

ボクは一本のナイフを柏ノ葉めがけて投げる。

「うわっ」

ナイフが柏ノ葉の右手の甲に刺さると、奴はたまらず銃を落とした。

「ぬぉぉぉぉーっ!」

みっちゃんが突進する。

我ながら、上手い連携。

みっちゃんが捕まえようとするが、相手も柔道の有段者。

結局、組み合うことになった。

「一度も俺に勝ったことのないお前が、俺に挑んでくるとはな」

柏ノ葉が挑発気味に言う。

「やってみなきゃ、わからんだろ」

みっちゃんも負ける気はない。

その隙をついて、ボクはナイフで柏ノ葉の首を狙おうとした……そのとき。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。