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秀秋君、ロックで元和偃武は出来ないよ? (不定期連載版)  作者: 秋鷽亭


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35/58

35話

『小早川秀秋の陣』


日本人って、肉何て食べてない…訳もないだろうけど。

そこまで食べていないのに筋肉が異常なんだよなぁ。

腸の細菌がそういう風になっているとか聞いたことあるけど。

昔なら源為朝の逸話何て、恐怖だろ。

本当だったら、世界を見渡しても以上じゃないか、弓で射った奴の後ろの奴まで突き刺したとか…

前漢の李広の岩に矢を突き刺した逸話ぐらい疑問だわ。


そもそも幕末の写真とか見ても、おかしなのあるからなぁ。

女性があんな大きな米俵を担いでいるとか。

あれ、中身が軽いとしてもバランスとるの大変だぞ。

子どもを頭の上の桶にとか…

飛脚とかも異常だわ、何であそこまで走れるんだ?

オリンピックとかに出たら世界記録出せるんじゃないか?

正則も活躍しそうだけどなぁ。


「そんな事で良いのか?」

「鶏の胸肉でも良いし、卵でも良いのかな?それを食べ続けて、身体を鍛えれば良いと思う」

「思う?」

「知識としてはあるし、理解もしているが俺が実践したわけじゃないし、これから生きていたら結果を見せれるかもしれないけどさ、今は無理だ」

「まあ、そうだな。死ぬかもしれんからな」

「だよね~、年齢関係なく、筋力は鍛えれるからやり続ければな」

「年取ったら衰えるだろ」

「衰えるだろうけど、それを上回るトレーニング…栄養取って、鍛えれば良いんだよ」

「そうか」

「ただ、今回、忠勝に勝つ対策になるわけじゃないけどな」

「それはそうだ。鍛錬は一朝一夕に身に付くものではない。本多殿も若い頃からの鍛錬のたまものだろうよ」

「だよな」


だから、もっと記憶というか、俺の意識を…


「それで、どうやって倒すんだ?」

「基本的には、お前を捕らえたやり方だな」

「だが、俺だから捕まってやったが、本多は無理だろ?首を取らない限り止まらないぞ?」

「そうだろうなぁ」


忠勝は家康の危機を考えたら、絶対に首を落とさない限り止まらないだろうな…

でも、もったいないんだよ、あれだけの化け物を倒すのは…


(お前は、シミュレーションゲームでも、人を集めるために捕虜を逃がして、敵の強さが下がらずクリアするの苦労していたな…馬鹿なんだろ)


うっせいジン!


外国の連中と戦うなら、忠勝みたいなやつ必要なんだけどな。

今は、明王朝か。

あそこは人口多いから、化け物の宝庫だからなぁ

でも、忠勝も年齢を考えれば、あと数年かな…


「そう言えば、朽木ら三家はどうだ?」

「三家にはまとまって行動してもらい、大谷様に預けています。近くにいると邪魔になりますので」

「こちらの指示を聞く必要ないからなぁ」

「ええ、勝手に持ち場から離れられても何も言えません」

「こちらが不利だと寝返るだろうから、監視は必要だぞ?」

「そこも、大谷様にお任せしています」


正成、吉継に面倒ごとを押し付けたか、吉継よごくろうさん。

ま、吉継の周辺は寄り合いで、それぞれ兵数も少ないから仕方ないか。


「秀秋」

「なんだ」

「どうするんだ?そういえば、雑兵に支持して何か埋めていたが」

「忠勝が近くに来た時に使えたら程度だな」

「向こうも巨木を埋めているのを不思議がっていたが…」

「木を埋めているだから、不思議に思うだけで、何があるかは分からないだろ?」

「そりゃそうだが」

「正則はあの木を持ち上げれるか?」

「どういうものかにもよるが、人が一抱えできない大きさの木で、俺の背の高さの倍ぐらいだと持ち上げることは無理だな、転がすことが出来るぐらいか」

「そうか」

「地に埋めるで何に使うんだ?」

「それは、内緒だな」

「一緒に戦うなら聞いておきたいが?」

「そうれはそうだが…」


正則耳を貸せ!

お、気が付いたか耳を近づけてきた。

小声でごにょごにょ。


「アレに、お前に投げたような紐とかを括りつけている」

「結び付けたところで、本多には届かないのではないか」

「だから、近くで戦った場合って事だよ」

「紐を本多に結ぶのか知らないが…鎖ぐらいあれば抑えれるかもしれないが」

「そんなものを取り寄せる、作る時間がないから布の紐と縄だな」

「そんなものだと、本多は引きちぎるぞ」

「だよなぁ、俺もそう思う。けど、他に手がない」

「そうか」


忠勝対策を、時間もない、物資もないとか無理だろ。

塚原卜伝とかの剣豪ならできるのか?

まあ、その場合は殺し合いだろうけど、俺には無理。

正則がギリギリライン、それも管理リスクの高い。


「殿」

「どうした」

「前線が押されているようです」

「流石、三河の兵か?」

「殿、徳川様は三河ではなく、武蔵では?」

「雑兵は確かにそうだが、大将や物頭は三河者が多いんじゃないか?」

「確かにそうではありますが」

「ならば、俺が前線に言った方が良いか」

「いえ、邪魔なので必要ないです。平岡殿にお任せください」

「おれ、主君だよな?何故、邪魔なの?」

「もし殿が前線に行けば、敵に討ち取られてこちらが不利益になります」

「…何故、討ち死に確定?」

「殿の暴走を見ていると、推測していますが、間違いはないでしょう」

「待てよ、主君の俺が前線で鼓舞したら式が上がるんじゃないのか?」

「既に殿の太鼓により、前線は鼓舞されています…迷惑と思っている者も多いですが」

「おい!?」

「秀秋諦めろ、此処まで敵味方兵が多いと、統制が取りにくいし、意図した行動を取りにくい」

「そうかもしれないが…」

「本多を捕まえたのは分かるが、敵は本多だけではないぞ」

「まあ、そうだんだけどさ」

「焦り過ぎだ、機を見ろ」

「分かったよ」


うーん、このままだと長期戦になるから決着がどうなるんだろうな。

秀忠や元康が来たら、もっと長引きそうで、周辺の状況も混沌としそうなんだよ。

早く終わらせたい…

本多忠勝…忠勝

大谷吉継…吉継

稲葉正成…正成

平岡頼勝…頼勝

徳川秀忠…秀忠

毛利元康…元康

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