4章 15節 ヘリナの覚悟 4章 16節 崩れゆく鍵
レイ「見に来てくれてありがとうございます
前回のあらすじはじめるわよ」
ルクス「わたしたちがリナさんのところまで案内しました。」
ノクス「かなり弱っていたので限界でしょう。」
レイ「一筋縄といかない反応……どうなる?」
マキナ「消える未来を切り開く!」
レイ「みんな、準備はいい!」
4章 15節 ヘリナの覚悟
「そんなのリナが辛いだけだよ!
ルナを絶対正気に戻して見せる!
もう一度手を取って!」
リナに向かい、私は手を差し伸べる。
「悪いけど私はルナにつくわよ?」
息を整えながら手を取るリナ。
「それでも向き合ってもらえるなら十分よ!」
私は連れ出すつもりだったが……
「でも……だめ……。私がここを離れたら、この街が……」
祭壇をさすりながら答えるリナ。
しかし、私はその手を両手で握る。
「街が壊れるなら、私が直す!だからリナは自分を取り戻して!」
「……っ!」
リナは声が出なかった。
「みんな、いこう!」
リナを連れ出すと神殿が地鳴りのような音を立て崩れ始めた。
それは、リナを縛りつけていた「偽りの使命」が壊れる音のように聞こえた……
4章 16節 崩れゆく鍵
「……崩れたけどどれくらい持つの?」
リナに尋ねると……
「2,3日は守られてるはずよ。」
「……なら安心ね! ルナのもとに向かうわよ!」
私は崩れた神殿を後に牢屋の階段へ向かう。
――牢屋
牢屋を訪れると……
「みんな、どこ行くの〜?」
エアロが檻に顔を埋めて見つめている……
「ルナのところに!」
「アタイも行きたーい☆」
「牢屋から出れたらね。壊したらだめよ?」
「ちょっと待って…」
鍵の掛かった本体を風で包み込む…
『ガチャガチャ…ガキンッ!』
「さあ、行きましょう☆」
全員 目を丸くする――
(((……自力で出れるのか……)))
『わたしたちから、お願いがあります。』
ルクスとノクスが揃って声をだす。
ふたりの声は一つの音色のように重なり、牢獄の冷たい壁に響き渡っていた――。
ルナ「見に来てくれてありがとう……
次回予告はじめるわ。」
リナ「連れ出されちゃった」
ルナ「もっとあがいてよ!」
レイ「まあまあ……」
ルナ「よくない! 簡単に落ちるな!」
レイ「シャレてるの?」
リナ「そっとしておきましょ。」
ルナ「ガルルゥゥーー……じゃない!
次は私の出番よ!」
レイ「よろしくお願いします!」




