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Rain Drop  作者: 深蔭
6/7

1st-2

講義は時間より少し前に終わった。

歩は当初の予定通り、その場を速攻で去ることに無心した。ノートとクリアファイルに筆記用具を挟み込んでバッグに直接イン。引きずるように肩にかけて行き先を確認する。

運良く講義室のドアは前後2つあったので、手前側のまだ空いている方を選択。さて行くか、となった矢先。

声がかかった。


「金森さん。また来週」


たったそれだけの何気ない挨拶だった。しかし、勢いよく逃げ出そうとしていた歩を立ち止らせるには十分だった。

この場しのぎで今去ったとしても、来週また同じ状況になる。戸島を眺めるためとはいえ、出席を重ねた講義を、単位を諦めるのは惜しい。きっと来週同じ席で講義を受けることになるなら、戸島と会うことになるのだろう。

歩は覚悟を決めた。


「また来週」



こうして歩と戸島は挨拶を交わし合う仲になったのだった。



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