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2 主人公視点4

月一ペース守れんでした。

カイナさんの仲裁もあってか、親子喧嘩も治まってくれた。


その後、リリアちゃんが眠ってからマルグリアさんに聞いてみた。

リリアちゃんの戦術というか成長方針についてだ。

もっとも、以前からマルグリアさんとは話をしていたし、村長にも相談していたんだけど、カイナさんに聞いた砲撃魔法や戦術のまずさについては話が出なかったんだよな。


「マルグリアさん、ちょっといいかな? あのさ、砲撃魔法ってあんまり使い勝手良くないのかな?」


「急にどうしたのモフモフさん?カイナに何か聞いたの?」


はは、良く分かってらっしゃる。質問した原因ズバリ言い当てるもんな。さすがだ。


「まぁね。リリアちゃんの戦術というか成長方針というかねぇ。リリアちゃんの基本戦術が、あんまり探索者向きじゃないってカイナさんに聞いてさ。今までマルグリアさんも特に反対してなかったし、良いのかなって思って。」


「そういうことね。最終的には、あなたが居ればどうとでもなるから。って冗談よ?フフフ・・・。」


『信頼はうれしいけど丸投げは・・・』と思ったけど冗談かい。


「正直、リリアの魔法も突撃戦術も実力差がありすぎて、同年代の子たちとパーティーを組みにくいあの子の現状では、全距離を一人で戦う術を持っているのは有効よ?砲撃魔法自体はちょっと問題あるかもだけど、範囲とか威力とか調整できない訳じゃないんだし、問題ないわよ?」


「えっと、砲撃魔法ってやっぱり問題があるんだ・・・ってソロ探索者前提だったんだ。リリアちゃんは料理の腕の問題があるよ?良いの!?」


「料理に関してはねぇ。アレは一種の天才かな?まぁ、自分で食べる分には問題無いみたいだし、パーティー組むより安心よ。被害出ないし。まぁ、将来結婚・出産まで考えると問題大ありだけど、そこまでに何とかできれば良い訳だし・・・何とかなるわよね?」


あのポイズンクッキングにはさすがにお手上げか・・・

しかし結婚出産までって・・・随分長い時間かけて修正することを覚悟してるんだ・・・


「砲撃魔法はね、カイナから聞いたかもしれないけど、ダンジョン内での使用に問題があるのは本当よ。正確にはダンジョン内で使用して、ダンジョンを破壊した場合かな?」


カイナさんも同じこと言ってたな。


「横になら問題無いわよ?ダンジョンの壁とかにダメージ行かない様にするとスペースがなかったりするだけで崩れたりはしないから、無視すればいいだけだしね。問題があるのは上下にダメージがいった場合ね。」


うん、ダンジョンはそこまで柔じゃないというか、多少ならすぐに修復されるし、リリアちゃんの砲撃魔法が構造強度に問題が出るレベルじゃないのは把握済みだ。でも上下?


「上下なんだ」


「そうよ、上下だと上下の階層の通路を壊して、探索の進行・帰還に問題が出る場合があるし、他のパーティーに影響が出るわ。」


「なるほどね、他のパーティーのことにも配慮するとちょっと使いにくいね。」


「あと、カイナは話さなかったみたいだけど、砲撃魔法をダンジョンで使うことはある伝承というか言い伝えがあって忌避される傾向が強いのよ。」


言い伝え?伝承?聞いたことないな・・・

「どんな伝承なの?」


「私もこの国のある大陸から出たことないから、直接行ったことは無いんだけどね。今から300年ほど昔かな?火の大陸の北部中央付近に国があったらしいの。その国の王都の中心にかなり深くて大きいダンジョンがあってかなり栄えてたらしいわ。ダンジョンが発見されるまで小さな村だったんだけど、ダンジョンが見つかってから周辺に商店が出来たりと、ダンジョン中心に発展して国になったそうよ。でも、ある時の王様が、ダンジョンがなかなか攻略されないことに業を煮やしたらしくてね、大勢の魔法使いを集めて地表から下に向かって、あ、ダンジョンは地下型だったみたいね、儀式魔法による大型の砲撃魔法でかなりの深層まで破壊して一気に進行しようとしたらしいの。」


うん、なんか知ってる話だな。


「で、大きな穴を開けて、さあ侵入だ!ってところで、その穴の底、ダンジョンの深層から大型の狂獣・魔獣・幻獣なんかが大量に出現したらしいの。それこそ、最強の竜種とも言われる魔王竜の1000年以上生きたエンシェント級や、暗黒竜アジ・ダカーハ、最恐のキマイラ種の鵺、本来地下に向かないはずのフェニックスやロック鳥なんかがね。ほとんど神話にしか出て来ないわね。それも別個に。それが一堂に会したのよ?王が集めた侵攻軍は全滅。国は一夜にして壊滅し、王都にいたヒトも大半が亡くなり、運よく避難出来た少数のヒトたちが、周辺の国なんかに避難しこの話を伝えたそうよ。だから、これ以降ダンジョンを大きく傷つける砲撃魔法は忌避されるようになった訳。あ、ちなみに今その国があった辺りは砂漠が広がっているそうよ?雨は降るらしいんだけど、植生が一切ない完全な死の砂漠って話ね。一応、ダンジョンは元の位置にあるそうよ。修復されてね。」


ああ、以前関わったことがあるわ。


ダンジョンマスターが反則技で壊されたって泣きついて来たんで、ヒマしてた連中に声かけて暴れまわらせたんだったわ。ダンジョンがマナ循環拠点である以上攻略や多少の損傷はともかく壊滅させられると困るからね。一罰百戒的に全滅させました。


・・・砂漠化?もともと砂漠化しやすい地域だったし、修復に数百年かかる見込みだからって防壁兼ねて造るって話があったな。それでも様子見に来る連中がいるらしいけど。


そういや、そろそろ修復完了してる頃か?一回戻って確認するかな・・・









艦これイベント期間は執筆作業なんかが進みませぬ。

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