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うっかり転生  ~事件の裏にはヤツがいる~  作者: シールド
1章 リリアちゃん出会い編
20/45

1  マルグリア視点3

18禁じゃないと思うけれど・・・BL的要素も有りですので、お嫌いな方は引き返してください。

少しぬる目のお茶でしたが、一息に飲んで少しは落ち着けました。

さすがに、未だ吹っ切れてはいないようですね。

しかし、話すと言った以上、今後のことも考えると、全てをお話ししなくてはいけませんね。


「申し訳ありません・・・少々取り乱しまして・・・」


「いや、良い良い。落ち着いた様じゃな。  きついかもしれんが続きを頼む。」


「はい、えっとどこまで話しましたでしょうか・・・」


気を落ち着けたせいでどこまで話したか忘れてしましました。

いけませんね、本当に落ち着いて話さなければ・・・



「男3人で夜に出かけたのを薬師殿が義妹殿と共に後を付けたところじゃな。」


「・・・そうでしたね。・・・・3人の後を付けて行った先は、予想に反して娼館や女性の居る酒場などではなく、スラム街にある廃屋の様な場所でした・・・」


「ふむ・・・スラムか・・・夜ともなればかなり危険なはずじゃが・・・」


「ええ、通常であれば女2人ですし危険だったでしょう。ですが、尾行の際には完全武装していましたし、明かりを持たず、音も無く移動することで、それなりの実力を示して周囲をけん制しましたので。」


「あ~辺境伯様?スラムの住人も上位の探索者の情報は得てるからな。余程のことが無い限り総合Bランクに襲い掛かるような連中は居ませんよ。」


村長がフォローを入れてくれました。まぁ、それでも女2人では危ないのですけれど・・・

そういえば、行きもそうですが、完全に2人だけだった帰り道も襲われることは無かったですね・・・あんな状態でしたのに・・・



「して、その廃屋で何があったんじゃ?」


「・・・・・・3人が入って少しすると中から息が漏れると言いますか、そんな声が聞こえてきましたので、扉を開け中をみたのですが、廃屋の中で、中で見たのは・・・」      

                                        ギリィ!


さすがに核心部分ですと話すと決めたとはいえ言い辛いものがありますね。

それにしても何か嫌な音が聞こえましたが、何かあったのでしょうか?

まぁ、ここまで来たら言ってしまわねば!


「私たち2人が廃屋で見たのは・・・中で!3人が!全裸で!絡み合っている姿!でした!」


吐き出すように言い切りました!そうでもしなければ言葉に出来ませんでしたし・・・

ああ、辺境伯様が茫然としてらっしゃいます。言葉だけでも衝撃的だったのでしょうか?



「男3人だけで?」


「はい、中にいたのは元夫カイト、義妹の婚約者ムンゾ、そしてファーガソンの3人だけです。」


「全裸で?」


「・・・ええ、そうです・・・・・・・」


「絡み合って?」


「・・・・・・はい・・・・・・」


思い出すだけで・・・怒りが込み上げてきますね!                バキィ!!

あんな悍ましい光景は早く忘れてしまいたいのですが・・・

あまりに強烈過ぎて忘れることができない状況です。


・・・あら?肘掛が壊れてしまいました・・・どうしましょう?



「申し訳ありません、辺境伯様・・・お椅子壊してしまいましたわ。」


「いや、良い良い。思い出したくないことを思い出させてしまったんじゃ、気にせんで欲しい。形あるものは何時か壊れる運命じゃしの・・・」


「そう言って頂けて、本当に気が休まりますわ・・・」


少し辺境伯様のお顔が引き攣っておられる様子。顔色も良くないかもしれませんね。

そういえば王都から戻られてまだ間もないとか・・・お疲れになっておられるのでしょうか・・・



「そういえば、その後はどうなったんじゃ?」


「義妹カイナは、実の兄と自分の婚約者の繋がった状態を見て、あまりのショックでその場で卒倒、気を失って倒れてしまいました。私は頭が沸騰いたしまして、3人を殴って伸しまして、それで多少頭が冷えた様で、気絶している義妹カイナを背負って宿へ戻りました。」


ええ、男3人も私たちの登場で驚き固まっていましたから、割といい感じに攻撃が決まりましたね。


「その後は・・・当然と言いますかパーティー解散、そして離婚・婚約解消となりました。目が覚めた義妹は聖女教団に入信し、今は修道院に居るはずです。仲は良かったですし、今でも手紙のやり取りなどはしています。私は、この事件の1月弱あとに娘を妊娠したことが発覚しまして、ちょうど、村長の薬師として村で暮らさないかという誘いもあって、おなかが大きくなる前、なんとか動けるうちにと引っ越しいたしました。」


「なるほどのぅ。そんな事情じゃったか・・・」


本来なら他人に話したくは無い事なのですが、辺境伯様には仕方ないでしょう。

あのリリアの教育に悪い3人が守備隊として来るようなことが無いようにするためには仕方ありませんね。


「ええ、そんな事情ですので、教育に悪い3人とリリアが関わらないよう、父親は生まれる前後位に死んだということにしました。そして念のため、村長には事情を説明しておきました。間違って依頼を出してあの3人が村に来ないように・・・ああ、あの3人のその後は聞きたくなかったので知りません。以上で終わりです。」


全て話し終わりました。思い出すと相変わらず怒りが込み上げてきますが、少しは落ち着いて話せるようになってきました。もう少し時間が経ったら普通に話せるようになるのでしょうか・・・







いきなり3人の性的嗜好が変わったわけですね。

何かしらの原因があるわけですが・・・

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