表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
うっかり転生  ~事件の裏にはヤツがいる~  作者: シールド
1章 リリアちゃん出会い編
16/45

1  子爵 改め 辺境伯視点3

プロット?ありません。その場のノリと勢いで書いてます。

が、書いた当初考えたキャラ設定とだいぶ違ってきました。

特にこの子爵様。

「フェリアム子爵、此度の忠誠に応え、報奨として以下を与える。

一、子爵位より辺境伯爵位への昇爵。 

一、昇爵に合わせ周辺王領の辺境伯領への統合

一、辺境伯軍創設の許可。一、金板20万枚の下賜。

また、王国重要地警護の任を与えると共に、年間経費として租税上納割合10%削減を認める。」


「はっ、ありがたき幸せ。謹んで頂戴いたします。」




わしはドラク村より戻ってすぐに10日ほどかけ王都へと向かい、村より持ち帰った《ハオマ》・《ハオマ草》及び《魔力晶石》などを陛下へ献上した。そこで、今回の経緯とあの家を含めた開拓村の王領への編入を奏上し了承を得た。後で褒賞がある旨のお言葉を頂き、これで一安心とこの時は思ったのじゃが・・・


そこから1か月ほど経った後、報奨が決まった旨の通達があり登城したのじゃが、そこにはこの国の貴族、法衣・領主、爵位の上下など関係なくすべて揃って居った。たしかに《ハオマ》ともなれば国宝として扱われてもおかしくないから、大々的に公表することもあるとは考えてはおった。そして、その場で《ハオマ》等の献上と今回の経緯が発表されることも想定内じゃ。井戸には触れたが、あの仕掛けや四阿の件に関しては発表はされなかったがの。


しかし、その褒奨が計算外じゃったな。昇爵や金品はともかく、まさか、献上したはずの開拓村が戻って来てしまうとはのぅ・・まぁ、一番厄介なで貴重な《ハオマ》は王家へ行ったしので良しとするしかないのかの・・・

四阿の件に関して発表に含まれなかったのは、おそらく無用の混乱を招かぬ様配慮したという姿を見せることで、周囲には見えない褒賞とし、権益を確保した上で、飛び地になる開拓村と施設管理をこちらにやらせることで経費などを抑える意図が働いたと見える。反乱の疑いを掛けられぬためにも、定期的な魔力結晶を献上せねばならんかのぅ・・・


しかし、作成者については深く聞かれずに済んで助かったわい。なにせ、わしどころか献上してきた者すら詳しくは分からんと言うのじゃからな。外見の特徴から流浪の賢者か隠遁した大魔導士と思われるがの。

忘れず確認しておいて良かったわ。ドラク村より帰る直前あったが、献上品のあまりの内容に重要なことを聞き忘れておったと気が付いたので、見送りに来ておった村長らに作成者について尋ねたのじゃ。




「ああ、そうじゃ。一つ聞き忘れておったわ。しかし、これだけのモノを一体どうやって用意したのじゃ?並の者どころか今この国に居る者であっても不可能じゃろう?」

「はっ、それに関しましては・・・」

「私は病に臥せって居たため見てはおりませんが、私の娘が見ておりまして、なんでも”白くてモフモフっとした人”が来訪し全てを作ったとのことでした。何分幼いこともあり似顔絵なども何が書いてあるか分からない状態でして、何者かまでは・・・ただ、この辺りにはすでに居ないかと。」

「ほう」

「私が薬を飲み回復を確認した後すぐに出て行ったとのことでございます。この村には娘が目にした風体の人間は住んで居りませんし、この村にある宿屋にも泊まって居ないとのこと。夜間に村を訪れそのまま去って行かれたものと思われます。この村から一番近い街は子爵様の領都でございます。領都かこの村を拠点に活動するして居るのであれば、特徴的な風貌の様子、噂位は立つと思いますが、それが無いとなれば、近くには既に居ないものと・・・」

「なるほどの・・・残念じゃが作成者については諦めるしかないか・・・」




王や宮廷雀どもも、唯一見ていたのが幼子ではどうしようも無いと諦めるしかないじゃろうしのう。

まぁ、優秀な者を召し抱えたいというのは王侯貴族ならば望むものであるが、彼らはそういった権力を厭う傾向が強い上、すでに立ち去ったと言えば余程の事でもない限り足取りすら捕捉できんわ。

それでも、忘れず確認しておいて良かったの・・・《ハオマ》の衝撃が強かったとはいえ、いくらなんでも聞き忘れるかけるとはの・・・やはり頭を使うのは苦手じゃな。

まぁ、作成者については、村長やあの薬師とあとで口裏合わせても良かったが、ボロが出ると色々厄介なことになりかねんしのぅ・・・



ああ、そうじゃった。村長らに下げ渡す褒美はどうしたものかのぅ・・・

わしがこれ程の褒賞を得たからにはそれなりのモノを渡さねばならんか・・・

最初は新しい家やら金だけで済まそうかとも考えておったが、ちとわしが頂いたモノを考えると、な。

少なすぎても大きすぎても外野が煩いことになるじゃろうしなぁ。あまり騒がれるのも面倒じゃし、辺境伯家となった我が家の体面も考えて、検討せねばならんの。

特にわしを目の敵にするのが隣に居るからのぅ・・・








・・・これ以上考え事をしているのはマズイの・・・これから始まるのは王家主催の宴、貴族の交渉事や情報交換の重要な場じゃ。それにわしは今回の主役とも言えるからの。一通りの挨拶が終わった後は、ひっきりなしに来るじゃろうなぁ、少しでも利益を得ようとする者達だけでなく、今回の件を快く思わん者も多数な・・・


こういった催しは苦手なのじゃが、わしは主役の一人じゃ。そうは言って居れんか。

さぁ、気合を入れねばの!

最初は、内政重視な文官型の爺様を想定。

現在は、50歳前後の無骨な武人型です。

次回もこの人の視点か、王様か別の貴族あたりで考えてます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ