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[現代語訳]夢酔独言  作者: 雪邑基
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他行留めをくらう

 それからは遊ぶのが商売だとばかりに出歩いたが、そうなると小遣いにも困る。だから道具の仕事もするし、色々と魂胆を巡らしていると、頭に摂州へ行った事がばれた。

 頭に他行留め(注1)を言い渡されて、二月から九月初旬まで家でばかりすごしたが、切ないものだ。


 そんな事情だから、孫一郎に話して引籠り中の手当を貰った。高は一月に金一両二分と四人扶持ずつ。

 やる事もないから、他行留めの間は庭を弄って慰みにした。


 九月に友達が頭の所へ行って、おれの摂州旅行が個人的な思いつきでない事を説明してくれた。

 頭は孫一郎から摂州旅の荒増しを聞き届けて、

「それは仕方ない事情だな。勝手に関所を越えたのは不埒だが、もう謹慎も良いだろう。他行留めを解く」と言い渡していたくれた。

 久しく家に閉じこもっていたから、他行留めを解かれてら早速諸方へ飛び歩いた。


【注釈】

注1 … 外出を禁止される事。


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