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[現代語訳]夢酔独言  作者: 雪邑基
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有髪改名・上坂

 この年七月、支配に有髪改名(注1)を願い出た。

 十月の十七日付で脇坂中務少輔殿がお達ししてくれ、それからは左衛門太郎を改め、夢酔を名乗った。


 月代がまだ伸びないから、当分は惣髪(注2)でいた。武州への道中では、岡野孫一郎の家来左衛門太郎と名乗って上坂した。


 その時は虎之助が通った跡を頼り、中山道を登った。熊谷宿にて次左衛門の四十両を受け取って、急いで登った。

 道中は気分が悪くってようやく大阪の八軒屋に着いたら、二、三日逗留した。

 それから大坂の曽根崎という所の加賀虎という男を尋ねて、その家へ行った。幸い加賀虎は家にいたから、江戸より登ってきた訳を話して金の相談をしたら、早速請け合ってくれた。


【注釈】

注1 … 有髪は剃髪をしていない僧侶や尼のこと。つまり、剃髪をせずに仏門に入るということ。

注2 … 月代を剃らずに髪を伸ばす男性の髪型。医者や山伏がこの髪型にした。


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