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[現代語訳]夢酔独言  作者: 雪邑基
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十六歳・出勤・逢対

 十六になった年には、旅の病もようやく良くなる。ならば出勤するがいいと勧められ、逢対(注1)を勤める段になった。

 頭の宅には帳面が出ていて、そこに銘々の名を書くのだが、おれは自分の名前が書けなくて困った。だから人に頼んで書いてもらった。


 逢対が終わってから、頭の石川が「乞食をしていた時の話を、包み隠さずしろ」と言う。

 おれが家を飛び出したはじめから語ったら、「よく修行したな。今に御番入り(注2)させてやるから、それまで辛抱しろ」と言われた。


【注釈】

注1 … 無役の武士が仕事を貰うために頭に挨拶などをすること。

注2 … 役のない武士が選ばれて、番方や祐筆などの役に任じられること。


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