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天才ニートと機関銃  作者: 原武 康則
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出国

調べた所、セボルガ公国とは、イタリア北西部のセボルガにある自称独立国だそうだ。

ここまで行っての手渡しは無いだろう。

だが仕方ない、成田空港から大体13時間で着くらしいから空港へいくか。

そんな時に、また着信音が鳴った。

今日はやけに電話が多いな。


「はい、西垣です」

『あ♪さとるちゃん?』

またトラブルメーカーからだ。

「何?今から空港にいくんだけど?」

さっさと終えてゲームの改造をしたいんだ。

『母さんね、いい忘れてた事があったの♪』

「何?」

『サダノブさんが、飛行機に乗って来ないでほしいんだって~』

「は!?」

何を言ってるんだ!?飛行機無しでどうやってイタリアへ行けと言うんだ!?

あの爺さん、頭狂ってるんじゃないか!?

「何で!?」

『なんか~ケースの中身がアレらしいの♪だから飛行機に乗れないんだって~』

ぜってーなんかマズイ物が入ってんだろ・・・薬とか麻薬とかドラッグとか・・・

「じゃあどうやってイタリアまでいくんだよ!」

『ん~・・・わかんなぁ~い♪テヘッ☆』

テヘッ☆じゃねーよ・・・

『サダノブさんに聞いてみてよ。じゃあお母さん忙しいから♪じゃあねー☆』

「あ・・・」

切れたようだ。


さて、どうしようか。

サダノブさんに聞くほか無いな・・・

俺は嫌々ながらに受話器を取り、ダイヤルをまわした。

『トゥルルルゥゥゥ、トゥルルルゥゥゥ』

何で俺の家はまだ黒電話なのだろうか・・・

そんな詰まらない疑問を抱きつつ、電話が繋がるのを待った。

『はぃ、西垣です』

「えぇーと・・・サダノブさん?悟だけど」

祖父の弟を何とよぶのか解らず、少々出遅れてしまった。

『おぉ、悟か、どうしたんだ?』

いや、どうしたじゃねーよ・・・

「ジュラルミンの荷物」

『あぁ、待ってるぞ』

「はぇ!?いや、飛行機無しじゃ無理ですよね?」

待ってるだけで、このご老人は楽だな

『なら一旦、中国へ来い。ソコに俺の部下を送る、ソイツに渡せ。』

中国までで良さそうだ。

「え!じゃあそれで、お願いします。」

『あぁ、じゃあ任せたぞ』

切られた。

これで何とかイタリア行きは免れたようだな。

でもまさかアレがこんな危ない仕事をしてるとはな、予想外だ。

では中国へ行こう。


まずは船に乗って韓国へ行こう。

往復で1万くらいで行けるらしいので、あまりダメージは無いな。

では乗るか。

乗客はあまり居ないな。

それもそうか、火曜日の昼間に韓国にいくニートなんて、そう居ないだろう。

三時間ほど待てば着くらしい、結構早いな。

そのフェリーは波に打たれる度に大きく揺れ、其は船に乗り慣れないニートを襲った。

胸の辺りが絞められるようだ。

喉の奥から何かが込み上げて来るのを押さえみバケツに顔を埋めるのだ。

耐えられなくなり、錠剤を飲み込み科学の力で押さえ込む。

その様なニートの激戦を繰り広げる内に3時間は過ぎ去っていった。

もう堪らなく吐きそうだ。


フェリーを降りると有ることに気がついた

中国は広い、ここの何処で会うのだろうかと

取り敢えずは中国へ行ける列車を捜すはめになりそうだ。


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