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【第4話 冒険者ランクFの俺、薬草採取で人生の厳しさを知る】
冒険者になった俺は、地道な依頼をこなしていた。
薬草採取、荷物運び、町の清掃。
どれも派手さはない。
「俺、いつになったら伝説の冒険者になれるんだ?」
「まずは掃除を終わらせてからね」
ミナの正論が刺さる。
それでも、毎日の訓練は欠かさなかった。
剣を振り、走り込みをし、魔力の扱い方を学ぶ。
ある日、俺は荷物運びの依頼中に盗賊と遭遇した。
荷車の御者が襲われ、積み荷が奪われそうになっている。
俺は震える手で短剣を握った。
怖い。
相手はゴブリンとは違う。人間だ。
だが、逃げれば御者が傷つけられる。
「荷物を置いていけ!」
盗賊が叫ぶ。
俺は時間を稼ぎながら、相手の動きを観察した。
一人が前に出た瞬間、俺は荷車の陰へ飛び込んだ。
敵の攻撃を避け、短剣で武器を弾き飛ばす。
ミナも駆けつけ、盗賊たちは捕まった。
俺は膝をついた。
「怖かった……」
「それでも逃げなかったわね」
ミナが手を差し伸べた。
「それは強さよ」
俺はその手を取った。
強さとは、恐怖を感じないことではない。
怖くても、守りたいもののために動くこと。
俺は少しだけ、その意味を理解した気がした。
作者「三歳児って喋れたっけ?まあいいや」




