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第七話


 遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。

 更新が非常に遅くなった理由についてはあとがきで少し書かさせてもらいます。

 では短いですがどうぞ。


 

  



 ルル平原についた時、幸いにもまだ魔物達は現れていなかった。


「よし!後方支援組は住人の避難に向かってくれ!」


 馬車から降りたハシムさんは大声で指示を飛ばした!

 驚いたことにハシムさんは付近の闇には必ず出向いているそうだった。自分だけ安全圏にいるなんてことは絶対に出来ないのだそうだ。


「前線組は何時始まってもいいように警戒を怠るな!俺も前線に出る。フィルは後方支援組の指揮をしてくれ」

「は、はい!」


 ハシムさんに首根っこ掴まれて連れられてきていたフィルは、後方支援組と共に住人の避難誘導に向かった。

 俺はキリカとテオと最終確認を行ってからそれぞれ武器を抜き、いつ闇が来てもいいように構えた。と、その時。辺りに金属同士が擦れあうような音が鳴り響いた。


「来たか。お前ら!気を引き締めろよ!」


 ハシムさんの激励と共に、周囲の地面や空間から魔物達が湧き出してきた。現れた魔物達はどれもこれも中位以上の魔物ばかりであった。


「これが闇……」

「間近で見るのは初めてだけどこれは……」

「二人共、来るよ!」


 俺とテオはその光景に少し呆気にとられていたが、キリカの声ですぐさま気を取り直した。


「はぁ!!」


 キリカはレイピアを素早く操り、迫っていた魔物を瞬時に屠った。今彼女が倒した魔物は体力の多さに定評のあるスケルトンであり、それを一瞬で屠るあたりキリカの実力の高さを表しているだろう。


「俺達も負けてられない、なぁっ!!」

「たしかにね!!」


 俺は短刀を横一文字に振り抜き、二体のスケルトンの頭を吹き飛ばし絶命させた。

 テオも負けじとロングソードを振り抜きスケルトンにダメージを与えていく。流石に一撃必殺とはいかなかったものの、ロングソードを上手く操りスケルトンの攻撃を防ぎながら、確実に倒していく。


「ぉおらぁぁぁ!!」


 遠くからはハシムさんの怒号と共に地面を砕く轟音が聞こえてくる。ハシムさんの武器はバトルアックスであり、筋骨隆々の見た目通りのパワーでねじ伏せる戦い方をしているようだ。

 俺達三人は、テオのフォローを俺とキリカの二人でしながら魔物達を倒していった。魔物の中には空を飛び攻撃してくる者もいて、俺が魔法で撃ち落としキリカとテオが止めを刺すという場面もあった。

 そうして三十分程した頃、住民達の避難を終えた後衛組が到着し、戦線は更に安定し始めた。


「もう少しだ!踏ん張れよ!」

「「「「おお!!」」」」


 ハシムさんの掛け声が周囲に響き渡り、俺達は更に奮闘を続けた。





   †





 一時間後、最後の魔物が倒れた。


「終わったな。お前ら、よくやった!回復魔法が使える者は怪我人の手当をしてやってくれ!後衛組は避難した住人達に知らせてきてくれ!」

「「「はい!」」」


 周囲を見渡すと、大なり小なり怪我をしている人はいるものの、死者は全く出ていなかったようだ。


「お疲れ様、二人共」

「お疲れ」

「ホント疲れたよー……」


 テオはその場に大の字になって倒れ込んだ。よく見ると大きな怪我はないが小さな怪我を幾つもしていた。


「ったく、女の子が大の字になって倒れ込むんじゃないよ」

「痛っ」


 俺はテオの近くにかがみ込んで、取り出した符をテオの額に貼り付けた。


「治癒」

「おぉ?痛みが消えてくよ!」

「すごいねー、ユリィ君回復魔法まで使えるんだ」

「まぁ、魔法とは少し違うけどな。ほら、キリカも手当するぞ」

「え?いいよ、私は」

「いいから」


 キリカの腕に符を貼り付け、治癒を行使し二人の手当を終えた。


「じゃあ、俺は他の人の手当に行ってくる」

「了解ー」

「わかったよ。手当ありがとね、ユリィ君」


 しばらく手当をしながら歩き回っていると、ハシムさんが声をかけてきた。


「お疲れさん、怪我はないか?」

「あ、はい。大丈夫ですよ」

「そうか、それは良かった。まぁ、今回は思った通り規模が小さかったし、お前さんなら大丈夫だと思ってたよ」

「思った通りって、どういうことです?」

「あぁ、そうか。闇について知らないんだったな」


 ハシムさんが言うには、闇は前回起こった場所と近ければ近いほど、規模が小さくなる傾向にあるようだ。そして、前回の闇はグラン周辺で起こっていたため、今回は規模が小さいと踏んでいたようだ。


「基本的には、周辺の国にあるギルドにも協力依頼を出し、それが到着するまで踏ん張るのが闇の発生場所に最も近いギルドの仕事なんだがな」

「今回は協力依頼してなかったんですか?」

「もちろん今回も協力依頼は出しておいたさ。先ほど協力依頼の取り下げをしてきた」


 俺はハシムさんと歩きながら手当を続けていたが、どうやら怪我人の手当は終わったようだった。


「よし、手当は終わったみたいだな。じゃあ、ギルドに帰るぞ!」

「「「おう!」」」


 俺達は再び馬車に乗り込み、ギルドへと帰っていった。




 


 短くてすいません。

 次回の更新は出来るだけ早くしようと思います。


 更新が大幅に遅れた理由ですが、簡単に言ってしまえば戦意喪失です。

 なぜならば、なろうサイトの方に書きだめしておらず、別のデータを作っていたのですが、そのデータを間違って消してしまったからです。

 全ては自分自身の不注意によるものでした。申し訳ありませんでした。これからは、バックアップを取るなり何なり対策を講じていくつもりです。

 以上、作者の言い訳でした。では。

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