ジャンヌ(ジャネット)編 設定資料
【作者より】
第一部完結記念の【キャラクター&歴史変遷設定集】です。
ただの資料ではありません。
初代の仲間たちが遺した『超重要な隠し設定』と、第二部へと繋がる怒涛の次回予告をラストに仕込んであります。
ぜひ最後までスクロールしてお確かめください!
【第一部:ジャンヌ(ジャネット)編】
西暦1429年〜:『麦の大革命』の始まりフランス国王シャルル7世の時代、異端審問の炎から生還した初代聖女ジャネット・パテーと、彼女を信じる男たちの絆が国の根幹を内側からひっくり返した時代。
ジャネット・パテー(初代聖女)容姿:泥にまみれた白い衣服。かつて戦場を駆けた少女であり、圧倒的な神聖さと、どこまでも優しいひまわりのような微笑みを持つ。
功績:シャルル7世の猜疑心を「慈愛の涙」で浄化し、和解を果たす。
天窓を突き破る黄金の天光(奇跡)を起こし、王都の民の魂を救った。武器を捨て、クワと種による「飢えのない国(麦の大革命)」を開始する。
シャルル7世(フランス国王)
容姿:嫉妬と恐怖で錯乱し、床に涙をこぼして泣きじゃくる孤独な男から、ランス大聖堂での戴冠式の時の気高き王へと覚醒。
功績:己の罪を認め、民から奪うだけの汚い政治を完全に改める。
軍備を削り、すべての富を開墾と農耕に注ぎ込む「血を麦に変える」内政改革を断行。名君としての礎を築く。
ジル・ド・レ(黒騎士)
容姿:漆黒の甲冑に身を包み、地を這うような不機嫌な唸り声を漏らす大剣の使い手。
ジャネットの前では一途な少年のようになる。
功績:ジャネットに抱きついたシャルル7世の後頭部を般若の形相で睨みつけ、「次にあの方の胸を借りる栄誉は私がいただく」と言い放つコミカルな独占欲を見せつつも、自身の領地から最高級の麦の種500袋、鋤300挺を提供し、復興旅団の主戦力として生涯を捧げた。
アランソン公&デュノワ伯
(復興の軍師たち)功績:王宮の古い貴族たちの猛反発を力ずくで抑え込み、王の農業改革を完全にバックアップした「盤面を支配した男たち」
元暗殺者&荒くれ者たち(最初の復興旅団)
隠れ設定:元々はパテーの戦場で血の海を作った荒くれ者や、王室の元暗殺者たち。ジャネットのスープの温もりに救われ、その人殺しの高い技術(刃物の扱いなど)を「神速の草刈り」や「開墾」へと変換。この時、地下で密かに育つ「ジャガイモ」の品種改良に成功し、プチ・トリアノンの秘密の畑へ隠し植えていた。
【350年間の歴史の変遷】聖女の遺産と「清貧の呪縛」
フランスだけが350年間、戦争も飢えもなく豊かであり続けた。
これにより未来の歴史が大きく歪む。史実の消滅(フランス革命の未然回避)フランスが飢えなかったため、民衆の怒りによる血生臭い「フランス革命」の引き金が根底から消滅。
それに伴い、混沌から生まれるはずだった戦争の天才も軍人になる必要がなくなった。
フランス宮廷の「異常な清貧化」ジャネットの遺訓(清貧・奉仕・民に倣う)が伝統となりすぎた結果、18世紀後半のヴェルサイユ宮殿は「味の薄いカブのスープと硬い麦パン」しか出ない、まるで巨大な教会の群れのような堅苦しい空間へと変化してしまっていた。
――だが。その息の詰まるような清貧の楽園に、オーストリアから一人の『わがままな少女』が嫁いでくる。彼女の名は、マリー・アントワネット。
350年の静寂を破り、お姫様のドレスを泥まみれにしてクワを振るう、前代未聞の『豊穣の大革命』が、いよいよ幕を開ける。
第一部【ジャンヌ(ジャネット)編】、ここまでお読みいただき本当に、本当にありがとうございました!
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初めての歴史IFジャンルへの挑戦で不安もありましたが、こうして評価やブックマークという形で目に見える応援をいただき、本当に執筆の励みになっております。
初代聖女ジャネット、そしてジルの財力と元暗殺者たちの執念がフランスの大地に蒔いた「生のバトン」は、ここから350年の時を超え、地球規模の寒冷化に震える大激動のベルサイユへと受け継がれます。
次回から、いよいよ第二部【マリー・アントワネット編】が本格開幕します!
泥まみれでクワを振るう王妃マリー、100年前倒しで『鉄の装甲車』を夜通し魔改造する国王ルイ16世。そして、1章の「復興旅団」の技術を歴史の裏で受け継いだ、若き天才料理長カレームの美味が、冷え切ったベルサイユ宮殿を胃袋からひっくり返す怒涛の『物流農政大革命』が動き出します。
(※ナポレオン・ボナパルトは、この第2部で完成する最強の防波堤を引っ提げ、満を持して【第3部】より降臨いたします。どうぞお楽しみに!)
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それでは、次章の開幕をどうぞお楽しみに!




