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第四話 著者談
ホントにその日一日、ドッと疲れてしまった。
いろんな事が頭を過ぎったせいかな。その多くはあいつのことだったけど……。
あいつが何者なのか。あの老婆の正体も。そして、国王が開けた扉はなんなのか。
誰にもわからなかったし、想像しようにもできなかった。
情報がまだまだ足りなかったんだ。
でも、追求しようにも追求できない。
いや、……追求するのが怖かったのかもしれない。
それは俺だけじゃない。たぶんジョージさん達も……。
――扉、か。
誰もが持っている、隠された扉。
俺が持っている扉はどんなモノなのか、その時はわからなかった。
わからなかったし、気にもしなかった。
けど、今は違う。
本当は怖いんだ。
無理だってわかっていても。駄目だってわかっていても。
こうして綴っている間にも、俺は扉を開けてしまいそうで……
……会いたい――




