↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
前世から続く底辺転生者の這い上がり〜転生してもハズレスキルでまた底辺に〜改稿版  作者: 赤井水


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

11/30

10話

 

「アロウ起きろ!朝だぞ」



 俺はサジのその声で起こされた。



「サジおはよう。ありがとう」



 ちょっと眠いなぁと思いながらも。



 俺は起きて荷物をまとめて馬車に乗り込んだ。




 俺は馬車の中でもうつらうつらしていた、が何か猛烈に嫌な空気がした。


 そう空気が変わったのだ。



「サジちょっとそっちに行っても良いかな?」



「ん? どうしたアロウ別に良いけど」



 俺は周りのお客さんに不安を与えない為に御者席に座ってサジに小声で話しかけた。



「いや、なんかちょっと空気が変わった気がしたんだよ。この辺魔物あんまり出ないんだよね? 気のせいならいいんだけどね」


「んーほぼ出ないぞ? なら気を付けとこうかな」


 周りをきょろきょろと見まわして首を傾げるザジ


「まぁ、気のせいならそれで良し何かあるなら警戒しておけば気持ちの面で楽になるありがとうよアロウ」


 サジはそう言うと笑顔で言ってくれた。


 俺は気になったのでそのまま御者席に座っていた。


 20分程進むと異変が起きた。




「ん? どうしたお前ら?」


 そうサジの馬2頭がソワソワしだしたのだ。



「まじかよ。アロウほんとに助かったかもしれん。カイ、メイラ」



 サジはカイとメイラに声を掛けた。



「ん?どーしたの?サジ」


 2人は?マークを頭に付けて顔を出した。



「馬がソワソワしている。もしかしたら魔物が出るかもしれん警戒しておいてくれ。」



「わかったわ」「あぁ、わかった」


 2人は快諾して杖と剣を手にしていつでも戦闘出来るように警戒態勢に入った。



 更に30分後、遂に俺はこの世界で初めて魔物に会う。



 森の中で、ガサガサ音がしている。


「ちっ、来やがったか。カイ、メイラ、アロウ来るぞ」



 サジは馬車を止め迎撃体制に入る為。馬車を降りた。




「グギャギャ」




 俺は目をキラキラさせて喜んだ。


 ゴブリンだ。




 でもよくじっくり見ると気持ち悪い……


 あかんよこれ、嫌悪感バリバリよ。


 ゴブリンは棍棒を持ち俺達を見つけるとすぐに特攻してきた。




 そこにメイラが


「ファイア」


 初級魔術をぶちかました。


 まぁ、なんて言うか。火炎放射器に態々突っ込んで来た蚊みたいな絵になってる。


 森からもう1匹出てくると今度はカイが剣を使い善戦していた。


 もう2匹森から出てきたので俺は身体強化をして剣で袈裟斬りした。


「グギャー」


 それを見た最後の1匹が俺に向かって棍棒を振り回しながら迫ってきたがそのまま倒れた?



 よく見ると背中に短剣が刺さっていた。


 サジが投げたようだ。



「ふぅ、3人ともありがとうよ。滅多に出ないんだがなー。しかも5匹と来たか。依頼を出した方が良いかもしれないな。」


 そうゴブリンはどこぞの黒いカサカサ虫と同じで1匹見つけたらその数倍、数百倍は居ると言われる害虫扱いの魔物だ。


 取り敢えず4人で魔石と耳を切り取り魔石は1人1個ずつ耳は依頼を出す為に必要なのでサジに預けた。


「それにしてもアロウお前すげぇな。よく気付けたな?」


 俺にしても不思議な感覚だったな。


 空気が変わった気がしただけだからな。


「たまたまだよ。儲けものってやつだよ!」


 俺はサジに習って言葉を返した。



「この〜生意気なヤツめ〜」


 髪をわしゃわしゃされ撫でられた


 そんな和気あいあいをしながら2日目の野営場に着いたのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。