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ビリでインキャは嫌なので国公立大学に合格します  作者: 佐和多 奏
2年生編

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 言えなかった。

 すごいチャンスだったのに。

 つばきさんは、塾だって言って、帰ってしまった。

 おれには、勇気がなかったんだ。

 それでも、まだ。

 まだ、フラれたわけじゃない。

 そう、思って。

 そう、考えて。

 自分を、励まさなきゃ。

 いけないんだと思う。

 でも。

 これから、受験になる。

 おれは、告白をすることができるのかな。

 そんな勇気が、出るのかな。

 今日、勇気が出なかったから、これからも勇気は出ないのかな。

 そんなことを、思いながら。

 帰りの電車に、乗った。

 クリスマス。 

 楽しかったな。

 映画。

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