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ビリでインキャは嫌なので国公立大学に合格します  作者: 佐和多 奏
2年生編

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クリスマス

 クリスマスは。

 つばきさんと映画を見に行くことになっている。

 少し、早めに着いてしまった。

 鼓動が止まらない。

「お待たせ〜」

 白い息で、駆け足でやってきた。

 顔が埋まってしまうくらいの大きな白いマフラーにポニーテールが、とても似合っている。

 映画館へと2人で移動した。

 緊張して、全然話せない。

 そのまま、映画が始まった。

 映画を見ている時も、つばきさんのことばかり考えてしまった。

 映画が終わった。

 おれは、つばきさんに。

 ……言えなかった。

 好きだ、って。

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