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ビリでインキャは嫌なので国公立大学に合格します  作者: 佐和多 奏
2年生編

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天馬のやり方

「おーい」

 おれが市民交流館に着くと、天馬が手を振ってくれた。

 やけにテンションが高い。

「どうしたの、天馬」

「おれさ、どうしても医学部に行きたくて。このままじゃダメだと思って、塾に通い始めたんだ」

 塾……

「学校の課題にプラスして、やろうと思って」

 そしたらこうちゃんも、笑顔でこっちを向いて、話してくれた。

「おれも、何か新しいこと始めようと思って。通信教育、始めたんだ」


『やり方変えたら?』


 そっか。

 みんな将来のことを考えて、何か行動に移っているんだな。

 おれも、何か考えようかな。

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