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喧嘩バラエティなんて喧嘩じゃない
「ゆう……き?」
食堂で1人、空きコマにご飯を食べてたら、あれ? 小学校以来の……
「空蘭? 空蘭じゃん!」
レディースで言うショートヘアくらい長い茶髪を靡かせながら、机にランチが置かれたお盆を乗せた。椅子を引き、座って、俺の方を、そのぱっちりとした二重で見つめた。
「久しぶりだな、勇希!」
「空蘭! お前、この大学だったのか?」
「お前こそ! 学科は?」
「国際社会! お前は?」
「俺も国際社会!」
「まじか! 全然気づかんかった」
2人ともカレーライスを頼んでいた。一緒に食べながら、小学校の頃のことを話したりした。




