表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
商人の男と貴族の女ーー婚約破棄から始まる成り上がり――  作者: 葉月奈津・男
【フランソワ】編~蜜があれば花はいらず、竹は地を這わず~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

42/83

第15話 ざまぁな話と、その後

5/5

 


 なお、ミヌミエーラ子爵家の長兄と次男『だった』者たちについてだが、数年後に発生した地域紛争に招集されていた。

 平民となっていたことから、最前線に立たされたことが『紛争戦史』の『出征者名簿』に記されている。


 彼らについて、最後の正式な記録は——

『従軍中、行方不明』。


 また、紛争相手の資料には、捕虜となった平民とは思えぬ兵士についての手記が残されている。

 容姿に気品があったため、兵士たちの慰み者とされた——と。

 だが、詳細は不明である。


 ただ一つ確かなのは、彼らがその後、誰にも迷惑をかけずに生き、

 どこかで、静かに死んだということだ。


 もし迷惑をかけていれば、名前は記録に残り、

 ミヌミエーラ家に苦情の一つも届いたはずなのだから。


 彼らも、最後は“人らしく”生きたのだろう。

 ——死に方は、平穏とはいかなかったとしても。



 ***


 その後――


 フランソワを側女『候補』とした。

 またしても婚約者がいなくなったことになる。


「結局、婚約者なしで卒業になりそうだ」


 学院を出る日が、もうすぐそこにまで近づいていた。


読了・評価。ありがとうございます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ