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第15話 ざまぁな話と、その後
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なお、ミヌミエーラ子爵家の長兄と次男『だった』者たちについてだが、数年後に発生した地域紛争に招集されていた。
平民となっていたことから、最前線に立たされたことが『紛争戦史』の『出征者名簿』に記されている。
彼らについて、最後の正式な記録は——
『従軍中、行方不明』。
また、紛争相手の資料には、捕虜となった平民とは思えぬ兵士についての手記が残されている。
容姿に気品があったため、兵士たちの慰み者とされた——と。
だが、詳細は不明である。
ただ一つ確かなのは、彼らがその後、誰にも迷惑をかけずに生き、
どこかで、静かに死んだということだ。
もし迷惑をかけていれば、名前は記録に残り、
ミヌミエーラ家に苦情の一つも届いたはずなのだから。
彼らも、最後は“人らしく”生きたのだろう。
——死に方は、平穏とはいかなかったとしても。
***
その後――
フランソワを側女『候補』とした。
またしても婚約者がいなくなったことになる。
「結局、婚約者なしで卒業になりそうだ」
学院を出る日が、もうすぐそこにまで近づいていた。
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