第1巻 第70讃歌 アグニ讃歌
1 私たち敬虔な者たちは、
祈りによって多くの食物を
勝ち取りますように、
アグニは美しい光で
各行為を遍く照らしますように
——彼は神々の天の法と、
死すべき人間の種族の観察者です。
2 彼は水たちの胎児、
森たちの胎児、
動くものも動かぬものも
すべての胎児
——岩の中にも、家の中にも
彼はいます:
不死の者よ、
彼はすべての人間を気遣います。
3 アグニは、
容易に聖なる歌で
彼に仕える者の富の主です。
注意深い思いで
これらの生き物を守ってください、神々と人間の種族の両方を知って。
4 多くの暁と夜が、
異なって彼を強くし、
法に生まれた者、
動くものも立つものもすべてが
——彼は勝ち取られました、
光に座す使者として、
私たちのすべての聖なる業を
効果的なものにします。
5 あなたは私たちの牛と森に
価値を置きます:
すべてが光に向かって
私たちに貢ぎ物を運びます。
人々はあなたを
多くのさまざまな場所で仕え、
まるで年老いた父の富を
分け与えるように。
6 勇敢な射手のように、
熟練し大胆な者のように、
激しい復讐者として、
彼は戦いで輝きます。
解説
この第70曲は、アグニを「すべてのものの胎児(起源)」「法の観察者」「富の主」「光に座す使者」として讃える短い内容です。アグニが水・森・動くもの・動かぬものすべての起源であり、人間と神々の両方を守る存在として描かれています。
• 1節:祈りで食物を勝ち取り、アグニが光で行為を照らす。神々と人間の法の観察者。
• 2節:アグニはすべてのものの胎児(起源)であり、岩の中にも家の中にもいてすべての人間を気遣う。
• 3節:容易に仕える者に富を与え、神々と人間の種族を知って守る。
• 4節:暁と夜が彼を強くし、光に座して聖なる業を効果的にする。
• 5節:牛と森に価値を置き、人々が父の富を分けるように仕える。
• 6節:勇敢な射手や復讐者のように戦いで輝く。
全体として、アグニの普遍性(すべてのものの起源)と人間社会での役割(富の与え手・守護者)を簡潔に表現した讃歌です。胎児という比喩が特に印象的で、アグニの創造的な力を象徴しています。




