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リグ・ヴェーダ 詩訳 ― 火の神が歌う世界の始まり  作者: はまゆう


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64/67

第1巻 第65讃歌 アグニ讃歌


1 一心に、賢く、

彼らはあなたを

盗賊のように追跡しました、

盗まれた牛とともに

暗い洞窟に潜むように:

あなたは礼拝を求め、

神々にそれを運びます:

そこにあなたに近く、

すべての聖なる者たちが

座っていました。

2 神々は聖なる法の道に

近づきました;

そこには天そのもののように

大きな集まりがありました。

水たちは成長する赤ん坊を

讃美で養い、

高貴に生まれ、法の座に。

3 感謝の食物のように、

あるいは広い住処のように、

果実を実らせる丘のように、

健全な流れのように。

速い競走に駆り立てられた

馬のように、

シンドゥー川のように急ぐ者を、

誰がその進路を止めることが

できるでしょうか?

4 姉妹である流れたちと

兄弟のように親しく、

彼は王が富を食べるように

森を食べます。

風に駆られて森の中を広がるとき、

真にアグニは地の髪を刈り取ります。

5 洪水に座る白鳥のように

彼は息を荒げ、

人間の中で最も賢い心で

朝に目覚めます。

ソーマのように

法から生まれた賢者として、

彼は成長しました、

若い生き物のように、

力強く、遠く輝いて。




解説

この第65曲は、アグニを「法の座に生まれた者」「森を食べる火」「成長する赤ん坊」「朝に目覚める賢者」として詩的に描いた短い讃歌です。アグニの起源(マータリシュヴァンや水との関係)と、自然界での力強い広がり(森を刈り取る、流れのように急ぐ)が美しく表現されています。

•1節:神々がアグニを盗賊のように追い、礼拝を神々に運ぶ使者として。

•2節:神々が法の道に集まり、水がアグニ(成長する赤ん坊)を養う。

•3-4節:アグニを食物・住処・丘・流れ・馬・シンドゥー川に喩え、森を王のように食べる力。

f•5節:白鳥のように息を荒げ、ソーマのように法から生まれ、朝に目覚める賢者。

全体として、アグニの成長と力強い広がりを自然のイメージで豊かに描いた、美しく象徴的な讃歌です。短いながらもアグニの活力と聖性がよく伝わります。


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