表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リグ・ヴェーダ 詩訳 ― 火の神が歌う世界の始まり  作者: はまゆう


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

46/58

第1巻 第47讃歌 アシュヴィン讃歌

1 アシュヴィンよ、

法を強めるあなたがたのために、

この最も甘いソーマが注がれました。

昨日絞られたものを飲んで、

これを捧げる者に

富を与えてください。

2 おおアシュヴィンよ、

三座の三輪の車に乗って、

美しい姿で来てください。

カンヴァたちは

犠牲に祈りを送ります:

恵み深く彼らの呼びかけを

聞いてください。

3 おお

法を強めるアシュヴィンよ、

この最も甘いソーマの汁を

お飲みください。

富を満載した車に乗って、

今日、驚異の業を持つ者よ、

捧げる者に来てください。

4 全知のアシュヴィンよ、

三重に積まれた草の上に、

甘い汁で犠牲を露で

湿らせてください。

カンヴァの息子たちは

天に向かって努め、

注がれたソーマの滴で

あなたがたを呼びます。

5 おおアシュヴィンよ、

あなたがたが

カンヴァを注意深く守った助けで

私たちを守ってください、

おお輝きの主よ:

ソーマの汁をお飲みください、

法を強める者よ。

6 おお力強い者たちよ、

あなたがたはスダースに

豊かな食物を与え、

宝を満載した車で運びました;

今、私たちに

多くの人が求める富を

与えてください、

天からであれ海からであれ。

7 ナーサティヤよ、

遠くにいても

トゥルヴァシャの近くにいても、

軽やかに転がる車に乗って

私たちのところに来てください、

太陽の光線とともに来てください。

8 犠牲の飾りである

あなたがたの馬たちを、

私たちの供物に

連れてきてください。

正しく行い、

正しく与える者に食物を与え、

主たちよ、

聖なる草の上に座ってください。

9 おおナーサティヤよ、

太陽のように輝く

天蓋を飾った車に

乗って来てください、

礼拝者に常に富を運ぶ車で、

ソーマの楽しい汁をお飲みください。

10 私たちは

讃歌と称賛の歌で

あなたがたを呼び下ろします、

最も富める者たちが

私たちを助けるために;

カンヴァの愛される家で、

おおアシュヴィンよ、

あなたがたは常に

ソーマの汁を飲んでいました。




簡単な解説(全体の流れとポイント)この第47曲は、アシュヴィン双神ナーサティヤを「法を強める者」「富と救済の与え手」「朝の車に乗る旅人」として呼びかけ、朝の儀式でソーマを捧げ、保護・富・子孫・勝利を祈る内容です。カンヴァ家の視点が続き、「三座の車」「太陽の光線」「富を運ぶ」などの典型的なアシュヴィンイメージが繰り返され、彼らの遍在性と恵みが強調されています。

•1-3節:甘いソーマを捧げ、富を与えるよう。三座の車に乗って来るよう。

•4-5節:三重の草に露を湿らせ、カンヴァを守った助けで私たちを守るよう。

•6-7節:スダースに与えたように富を、トゥルヴァシャの近くにいても来てください。

•8-9節:馬を連れて供物に座り、太陽の天蓋の車で富を運ぶ。

•10節:締めくくりは讃歌で呼び下ろし、カンヴァの家で常にソーマを飲む者として。

全体として、アシュヴィンを「朝の救済者」「富の運び手」「法と恵みの守護者」として描き、ヴェーダの朝の儀式と自然の恵みの調和を美しく表現した讃歌です。「三座の車」の繰り返しが、彼らの三つの世界を旅する神話的魅力を際立たせています。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ