第2戦:さくら、ペアします!(75)
お待たせしてしまい申し訳ありません。
第2戦のエピローグになります。
楽しんで頂けたら嬉しいです。
(21)
MC「決勝戦、終了ですね。」
MC「あーっけなくー、終わっちまったぜー!」
MC「デュアルスイーツの圧勝でしたね。」
MC「そーれじゃー、勝、、。」
MCが進めようとするのを、
「インタビューはちょっと待ってもらえるかしら。」
愛好が遮った
「先にマスカッティアを、っと。」
言いながら、目の前に表示させたコンソールをタタタタンと軽やかに操作した。
すると、キャトネラとドッガスが現れた転送円に吸い込まれて消えた。
愛好は さくらたちに目を向け、
「あなたたちにも聞き取りをするのでインタビューが終わったら さくらもち選手の部屋で待っていて下さい。」
と声を掛けた。
「わかったんだよ。」
さくら が代表して答えると、愛好も転送円を出してその中に消えていった。
MC「そっれじゃー、デュッアルスイーツのー、イーンタビューをー、始めるぜー!」
MCの呼びかけでデュアルスイーツの勝利者インタビューが始まった。
(22)
表で勝利者インタビューが始まっている頃、裏では、
「こうして話すのは久しぶりね、登音良。」
愛好の登音良への尋問が始まっていた。
「それで、どうしようってんだい?」
『サーフェス。』
言いながら、心の中でログアウトのコマンドを発して逃げようとしたキャトネラに、
「そうそう、逃げられないようにログアウト出来ないようにしてるから。」
愛好が釘を刺した。
「ちっ、それで?
こんな事してもアレを渡す気はないよ。」
あくまで強気のキャトネラに、
「はぁ、やれやれね。
わたしがここまでするって事がどういうことかわかるでしょうに。」
「てめぇ、まさか!?」
「お察しのとおり、あなたの体と機械はすでに押さえているわ。」
「クソがぁ!」
怒声を上げるキャトネラを気にすることなく、
「ほんと、場所の特定が大変だったわ。
それより準備の方が時間掛かってしまったけどね。
でも、やっと準備が出来たってわけ。
これであなたを排除できるわ。」
愛好が淡々と語った。
そんな愛好に向かって喚きちらしているキャトネラに、
「あなたは2時間くらいで強制ログアウトされるわ。
じゃ、現実で会いましょ。」
そう言って愛好が部屋から出ていき、
「ど畜生が!」
キャトネラの怒声が部屋の中で虚しく響き渡った。
(23)
インタビューのあと部屋に戻ったさくらたちに愛好からのメッセージ届いていた。
「それじゃあとでなんだよ。」
さくら の言葉に頷き、3人はログアウトし、現実に戻って行った。
さくら が現実に戻ると、
「ごめん、たんぽぽ、着替えるの手伝ってほしいんだよ。」
先に戻って さくら の部屋に来ていた たんぽぽ に声を掛けた。
「いいよ。」
普段は自分で着替えているのだが、少し時間が掛かってしまうので手伝いを頼んだのだ。
返事した たんぽぽ に手伝ってもらい、あらかじめ用意していたお出掛け用の服に着替えた。
そしてトイレなど出掛ける準備を済ませて玄関に向かった。
話をしながら待つ事、約30分。
ピンポーン
と呼び鈴が鳴った。
すぐにドアを開け、たんぽぽ に車イスを押してもらって外に出ると、ひまわり が立っていた。
門の外には白い外車っぽい車が止まっていて、窓から京姫が顔を見せている。
「おまたせ〜、ほな行こか〜。」
声を掛けてきた ひまわり に導かれ車に近付いていった。
運転手がドアを開け、ひまわり、たんぽぽ の順に乗り込んだ。
最後に さくら が運転手に乗せてもらった。
車イスは運搬モードに変形させてトランクに入れてもらった。
そして目的地であるキャトネラが居る場所へと向かっていった。
「ついに第2戦も終わっちゃうんだよ。」
「なんか〜めっちゃ長かったな〜。」
「ああ、そこはあまり突っ込んだらダメなんだよ。」
「まぁな〜、作者さんも〜がんばったとは思うで〜。」
「ははは、でも次回で第2戦も終わりなんだよ。」
「はよ〜、更新されるとええな〜。」
「だね、ほんと楽しみなんだよ。」
「もうちょっと〜待っとってな〜。」




