第一話「すすすすみませんでしたっ!!」
「・・・ぜぇ、はぁっ・・・」
やっと着いたっ・・・
時計を見ると、8時10分。
入学式は8時15分だ。
「せ、セーフっ!」
「セーフじゃねぇよこの馬鹿が。」
「にゅおっ!?」
・・・突然頭をはたかれた。
振り返ってみると、小学校の頃からの親友(腐れ縁?)である、
「・・・優香。」
松永優香がいた。
「てめぇ約束の時間来なかったろ(黒笑)」
「すすすすみませんしたっ!!」
一応女同士なんですよ?これでも。
『お前ら女じゃねぇ』なんてよく言われますけども。
「でも、優香先に行ってたじゃん。」
「ったりめーだろうが。お前待ってて遅刻したら洒落になんねーよ。」
「・・・ホントニスミマセンデシタ。」
ああ、怖っ。
「そういえばよぉ愛美・・・」
「何?」
「お前なんでまた同じクラスなんだよぉっっ!!!」
「うおあぁっ!!!」
飛び蹴り喰らった・・・
めっさ痛い。
私と優香は小学一年生からずっと同じクラスだ。
今年もまた同じクラスだったらしい。
「お前・・・痛ぇよ・・・」
「一組だってよー」
「無視!?」
優香とは小4の時に仲良くなった。
それより前から同じクラスではあったが、あまり話さなかったり、全く親しいとは言えない関係だった。
小4の時、愛美が参加した動物園のボランティア(的な?)に偶然優香が居て、とりあえず周りに知り合いがいなかったから話す程度の仲だった。
でも、話しているうちに意気投合して、今の関係に至る。
「あ、もうそろそろ体育館行かなきゃやばくね?」
「やべっ!」
続く・・・?
クラス分けの件で飛び蹴り喰らったのは実話だったり(笑)




