第二話「話長っ!?」
『皆さんには秩序ある態度を―――』
「ふああぁぁぁあ・・・」
入学式なう。
校長の話は只今始まって三分。
校長の話は長いってだいたい相場は決まってるから、あと五分は続くかもしれない。
「・・・優香」
「なんだい」
「・・・この話あと何分続くと思う?」
「んー・・・、三分くらい?」
「私は五分だと思う。」
「賭けるか?」
「私が勝ったら飴10個な」
「じゃあうちは豆大福二個な」
『それでは新入生の皆さん、楽しい学校生活を送ってください!』
・・・・・・。
「「・・・・・・。」」
え。
賭けの話してから一分も経ってないよ?
「・・・こんなに短い校長の話ってあるか?」
「・・・私も初めてだ」
っつーか優香って小学校一緒だったような。
まあそんなことはおいといて。
「賭けどうするよ(笑)」
「ドロー?」
「そうすっか。」
あ、なんか生徒会長っぽい人出てきた。
~十分後~
「生徒会長、話長っ!?」
「あ、ありえねぇだろ」
―バタッ―
え。
立ち眩み?
「ついに立ち眩み起こすヤツまで出てきたか」
「ってかあと何分続くんだよ・・・」
―――――さらに十五分後―――――
「やーーーーっと入学式終わったーーーー!!」
私達は今、入学式が終わって教室に向かってるところだ。
ちなみにあの生徒会長が話していた時間は15分間でした。長すぎだろ。
あの後追加で二人倒れました。無理もない。うちらもフラフラだった。
あ、倒れた人はちゃんと保健室に連れて行かれましたよ?さすがにね。
「早く帰ってゴロゴロしてぇ・・・」
「同感」
ちなみに、ここは地元の学校なので、新入生の半分くらいが同じ小学校だった人だ。
☆☆☆
「はいは~い!!今日から皆さんの担任になった小泉奈々子で~すっ!みんな、よろしくねぇっ!!」
テンションの高い女だな。
苦手なタイプだ。
見かけは20代後半といったところか。そのキャラそろそろやめたほうがいいぞ。
「なんかテンション高いの来たなー」
「な。めんどい。」
それから小泉先生は配布物を配りながら明日の予定がこうとか係がどうだとか委員会が(ryなどなど説明していった。
「このプリントで最後でーす!」
やっと終わりか。
・・・ん?
「最後のプリントには、皆さんがこのクラスをどんなクラスにしていきたいか書いてください!
どんなことでもいいですよっ!たとえば、『笑顔溢れるクラス』とか、『クラス全員が友達』みたい に、どんなことでいいですよっ!短くてもいいので、どんどん書いちゃってくださいっ!」
友達、ねぇ・・・
続く・・・かもしれないし続かないかもしれない。




