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-Re:ika-警視庁 恩寵刑事部 特殊捜査課 通称 「零課」  作者: 灯火 由夢葉
第一幕 第二章 夫丈高校二学期
22/74

21 恋情

 このストーリーはフィクションです。登場する人物や団体と関係はありません。又、一部性的な描写がございますのでご注意ください。そして、この作品は日本の歴史や神話を基にした構成があり、一部の方々に怒られそうな内容が記載される場合がございますので、先に謝ります。申し訳ありません。

 夢は仮免試験の際の茂の発言に、想いを馳せていた。

 (私に話があるって……、もしかして私に告白するってことぉ!?高校生活、まだ日は浅いけど私の魅力に気づくとは、茂も見る目あるわね!)

 夢は仮免試験の後、自宅に戻ると制服を脱ぎ捨て、ベッドに身を任せるように倒れ込んだ。そして、天を仰ぎ、再び枕に顔を埋めた。そして、もう一度天井に顔を向け、仰向けになると、指を使って陰部を下着の上から触り始めた。丁寧に触り始めると、夢は体を赤子のように埋め始めた。彼女は目を閉じているのだが、目の前には、現実的な光景が浮かび上がる。徐々に指先は湿っていく。夢はもどかしく感じ、下着を片足だけ残すようにして、陰部が露わにした。夢は自慰行為を続ける。夢の体が小刻みに時々大きく動き始める。抜いた中指と人差し指を一度くっつけてから広げると、粘着性の糸が伸びた。夢はその指で更に陰部の奥深くを弄っていく。始めは一本だったが、今は二本である。呼吸は乱れ、口呼吸が大半を占め始める。眼は虚ろになり、少量だが涎が口から零れた。夢の指の動きが激しくなっていく。寝転んでいた夢は一度起き上がり、ベッドに座り込み、股を広げた。広がった陰部はぐちゃぐちゃに蕩けていた。いつしか夢は、声を発し始める。その後、夢は絶頂と共に尿とは異なる液体を放出した。

 その後、夢の行為は終わるわけでなく、男性器を模した玩具を用いて、再び自慰行為を続けた。玩具を持つと、何度も挿入を繰り返し、挿入する度に甘い声を出した。夢は疎かになった反対の手を自身の唾液で濡らし、乳首を器用に弄り始めた。次に夢は床に玩具を吸着させると、股を広げたままその玩具が入るように、腰を落とした。そのまま夢は膝をつき、腰を反らし、胸を張った。そうすることで気持ちが良い所に当たることは経験済みだった。夢は腰を使って動いていく。そんな自分の様子を鏡越しに見て、興奮していた。

夢はベッドの下に仕舞っていた自作玩具を取り出した。夢はベッドの頭上に置くと、仰向けで寝た。夢が玩具を咥えると、電源を入れた。その瞬間、玩具が前後に動き出した。玩具は唾液で滑り、夢の喉奥へと動いた。夢は苦しくなりベッドの枠を力強く握った。しかし、その苦痛は快感に変化していく。夢に喉に玩具の形が浮き上がる。思わず夢の腰が浮く。夢の顔が唾液で覆われていく。その後、数十分を続けたうえに、何回も行為を行った。部屋の床所々に水溜まりがあるうえに、蒸れた匂いで包まり、夢はより興奮していた。しかし、夢は仮免試験の疲れもあったか、ほぼ全裸のまま仮眠を取ることとなった。夢の背中には、何箇所もの根性焼き(煙草の焼き痕)の痕があった。

 夢がこんなにも淫乱になってしまったのは、家庭関係が深く関わっている。彼女の両親は、彼女が生まれて間もなく不慮の事故で父親も母親も失うこととなった。その後、母親の妹だった憾咲の家の養子となった。新しい父親となった(うら)(さき)和夫(かずお)は、突然できた若い娘に性的興奮が抑えきれなかった。変態親父となった和夫は、義娘(ぎじょう)である夢を襲ったのだ。。初めて行為に及んだのは、夢が12歳で小学生6年生のときだった。未だ性に対して無関心だった夢に、和夫は自身の陰茎を咥えさせるなどの性的暴行を加えた。不味かったのが、夢がその行為を快感だと思ってしまったことだった。夢はその後、父親と数回の性行為を行い、中学校に上がると、上級生らに輪姦され妊娠したこともあった。夢の義母である(うら)(さき)(しず)()は、夢の存在が気に喰わないらしく、夢に対して暴力などの虐待を頻繁に行っていた。

 そんなある日、和夫の行為が判明し、芋づる式で静香の虐待が判明し、夢の両親が逮捕されかけたとき、夢の恩寵に目を付けた当時政治家だった國崎敏正が、様々な機関を通じて、夢を保護した。國崎敏正は夢に生活する術を叩き込み、夢をエリート警官へと育て上げた。その影響で夢の性行為は抑圧され、殆どすることはなくなったが、偶に行ってしまう。

 数時間後に起きた夢は、びしょ濡れになった部屋を見て落胆し、取り敢えずシャワーへと赴いたのだった。


 そして、翌日の放課後。

 屋上に向かった夢は、茂の登場を待った。そして、やって来た茂は、何かを決意した様子だった。夢は、どんな発言が来ても良いように待ち構えていた。そして、茂から発せられた言葉は、夢の想像とは異なっていた。

 「夢ってさ、ただの高校生か……?」

 茂の発言に恩寵を用いたとしても、理解不能であった。

 「……どういうこと?ただの高校生ではなかったら、私はどんな高校生なの?」

 「零課って知ってるか?噂じゃ現役高校生が警官やってるらしいんだが、仮免試験のときに、俺は耳鼻先生と戦っているとき、夢の動きも見ていたんだ。体育祭のときからも動きに違和感を覚えてさ」

 「違和感……?」

 夢は、思考に意識を集中させていたので、ただ茂の発言を反芻しているだけだった。

 「体育祭でさ、夢の動きに違和感があってさ。拳銃を使う奴は、基本的に遠距離での攻撃を展開するはずなんだけど、夢は近〜中距離の戦闘スタイルでさ。俺にとってそれは訳が分からないんだよな。拳銃のアドバンテージを無視して、近接戦を行うことは近接にも自信があるということだよな。遠距離持ちが近距離を行うのに考えられる理由はさ、遠距離が防がれたときの打開策ってことだよな?普通の学校では、自分の得意を伸ばす恩寵訓練が主流なんだ。趣味で近接にしては、完成度が高すぎる。なあ、夢。俺は疑っているんだ。弁明できるなら弁明してくれ。大切な友人を疑いたくない。零課の目的は『徒陰』の捕獲って噂らしいしどこまで知っているんだ?」

 茂の怒涛の質問に、夢は狼狽えている。

 「貴方がそれを知ったことで、茂、貴方のメリットは存在しないわ。……もしかして、適当言って脅迫材料を得て、私の身体目当てなんでしょ!?良いわ」

 「いや待て。話が脱線しているぞ。俺はただ……」

 夢は茂の言葉を遮り、制服のブラウスの上ボタンを解いていく。発育の良い谷間が茂の目の前に現れる。夢は茂に自分の胸を触らせようと、茂の腕を掴んだ。茂はその手を振りほどいた。

 「待て。俺は嘘が嫌いなだけなんだ。それに仲良くなるのに嘘をつくと、それだけで壁が生まれてしまうのだよ。俺はそれが嫌なだけなんだ」

 「でも、なんで唐突に聞いてきたのよ?」

 「ここが分岐点だと思ったんだ。俺も君に嘘をつくのを止めたいんだ」

 「嘘?どういうこと?」

 夢は首を傾げる。気づけば茂の手は、夢の腕から離れていた。

 「零課の目的は何だが知っている。『徒陰』の捕獲だろ?俺は『徒陰』の正体を知っているんだ。というか、君も薄々気づいているんじゃないか?」

 茂はそう言いながら、夢のブラウスのボタンを閉めながら言った。

 「……でも、未だ確証が掴めていないの。ううん。私自身が踏ん切りがついていないだけかも知れない」

 「……それが彼の魅力なのかもな。彼自身あまり自覚はないが、彼には人々を惹きつける力が存在する。兎に角、これからは少なくとも俺だけには嘘をつかないでくれよ?」

 夢は静かに頷いた。夢の顔は教室の窓の夕日のようにほのかに火照っていた。

 茂が去ろうとしたときだった。夢は茂の手首を掴んだ。

 「ねえ、さっきの話……」

 夢がそう言うと、茂は夢の顔を見て首を傾げた。

 「“俺だけには嘘をつくな”って言ったよね?じゃあさ……」

 夢がそう言うと、夢は茂の唇を奪った。夢はそのまま茂の口の中へ舌を入れた。茂は突然の出来事に戸惑った。夢が口を話すと、茂は呆然としていた。

 「私の本当の姿、茂に見せたい……」

 夢はそう言うと、茂を押し倒したのだった……。(淫伝へ続く)

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