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カンスト報酬は異世界で  作者: ジャージガイ
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異世界


数分ふわふわと空を舞い地面に降り立つ、土の感触は前の世界と変わらないがノイマイは地団駄を踏むかのように何度も地を踏みつけていた


「何してんだお前」


「これが土という物か研究所の床とはかなり違う感触だうん実にいい、おぉ強く踏み込めば少し凹むぞ」

玩具を手にした子供のようなはしゃぎぶりだ、強く踏み込んだり靴を脱いで裸足でで歩いたりしている


「おい裸足であるくな、汚れるぞ」


「いいではないか汚れても、研究所では土なぞなかったのだ、この感触を楽しんでおきたいのだよ」

ほっておこう

それより金はどこだ一緒に落としておくといっていたがおっあったあった


「これか」

金貨が10枚ほど落ちていた、それにしも硬貨に金を使うとは実に豪勢だな


そんなことを考えていたら手にした金貨が消えた


「ふむこれがアイテム収納か、実に便利で興味深い」


どうやらノイマイがアイテム収納をつかったようだ

「どうやって使ったんだ?」

「どうやら指定物に向かって収納するという意思を向ければ収納できるらしい」


「指定物に向かって…収納」

すると目の前にあった残りの金貨が消える、便利な能力だな窃盗も買い物の時持ち合わせがないなんて事態も防げる

「便利だが何をしまったかを忘れてしまいそうだな」

「いやそんなこともないようだ」

しゃがみ込み何かをもながらノイマンは俺の疑問に答えてくれた


よく見ればノイマンは文字を見ている英語だだが悲しきかな、世界中を旅してきたが言語は日本語だけしかわからない

「なんて書いてあるんだそれ、俺はえいごが読めない」

そういうとノイマンはあきれたような顔をした

「読めないどころか英語とロシア語の区別もつかないのか、研究所には3か国語を理解するサルがいたぞ」


「ほっとけや、そんなことよりなんて書いてんだ」

「金貨3枚そう書かれている」

「お前が書いたのか?」


ノイマンは横に首を振り

「いや違う、おそらくアイテム収納の効果なのであろう、しまったものを確認したいと思えば何かしらのかたちで表示されるのであろうな」


試しに俺もやってみると足元の地面に金貨5枚と書かれていた

「今度は日本語だ」

「使用者の理解できる言語で現れるのだろう私が日本語になるように願えば私の文字も日本語になっていたよ」

ノイマンの足元にはさまざまの文字でかかれたであろう金貨三枚の文字があった


「まぁスキルの事はいったん置いといて、日が暮れる前に水と食料を確保しとかないか」

「それが賢明だろう私もお腹が「くぅう」...」

上を見上げれば太陽が真上に来ていた、ちょうど昼時だ


「とりあえず水場を探そうか、歩いているうちになにかつまめるものでも探そう」

「そっそうだ、それが賢明だぞ」

顔を真っ赤にして後ろをついてくる、なんだかわいいとこもあるじゃないか



しばらく歩くとうしろからやれまだ見つからないのかだ、お腹がすきすぎて歩けないだの先程の赤面が嘘のように文句を言い始めた

「だまって歩けよ」

「仕方がないじゃないか、お腹がへって仕方がないんだ、私はもうあるけないぞ」

そういうとノイマンはそのまま座ってしまった

「なにか食べさしてくれるまで私はここを動かないぞ」


このわがままぐわい小さい頃の妹を思い出す、小学生かお前は

呆れてほっていこうと前を向くとなんの偶然かちょうど2個リンゴのような赤色の果実を見つけた

「そこで待ってろよ」

ノイマンも果実を見つけたようで目をキラキラさしている


助走をして木に飛びつきそのまま勢いで登って行く、ちょうど果実が手に届くというところで下から殺気を感じ、枝をけり木から離れる


「グロァァ!!!」

殺気の正体は大きな猪だった、しかも頭から木が生えている猪がさっきまで俺がいたところに噛みつく

「あっあぶねぇ」


「なんだあの奇妙な生き物は海道仁あれを生け捕りにしたまえ、生態を調べたい!」


後ろでノイマンが意味不明な事をいってる、あれを生け捕り?無理だろ

木が生えた猪は体だけでも軽く3メートルは超えている

「生け捕りふざけんな、無理に決まってんだろ!」


猪は後ろ足で地を蹴り突進してくる、後ろにはノイマン俺が避けたら彼女は死ぬだろう、その突進を俺は受け止めるしかできなかった

「ぐっ!ハッ、野良家畜がこの程度か」

頭のうえにある顎に蹴りをいれ、力を溜める


「けどまぁ、大型トラックに轢かれた時位の衝撃はあったぜ、その力に敬意を払って30%の力でやっている、喜べ腐れ猪」


「ぶっ飛べやぁぁ!」

猪の体がきりもみしながら飛んでいきほかの木にぶつかりその命を散らす

ただの猪に30%とは俺はここで異世界を初めて意識する

「殺してしまったのかい?残念だ」

「なにが残念だだ、元々無理に決まってんだろ」

両手を広げやれやれとしているノイマンを無視してあることを確認するために猪に近づく


「食えんのかこれ?」

一見ただのでかい猪だが頭には木が生えているしかも赤い実つき

「それは食べて見ないことにはわからないだ……いや神がいっていた鑑定能力使えばわかるんではないか?」

目から鱗、いやただ忘れていただけが


「だがどうやって使うんだ?」

「アイテム収納と同じだろう、鑑定」

するとアイテム収納のリストと同じように地面に文字が書かれる

「なになに、レッドツリーボア……」

えっ?それだけ?

「名前だけか、まぁ何にしろ食べてみないとわからないということだな」

「それしかないか、まず火を起こさないとな枯れ木を集めよう」

ライターもマッチもないんだ方法はあれしかないな

「ほう、君は原始的な方法で火を起こせるのか」


「こんな言葉は知らないか筋肉に不可能はないってな」



枯れ木を集め摩擦で無理やり火をつける

「あきれるよ君にはまさか器具使わずだだ木をこすり合わせるだけで火をつけるなんて」

「世界中を旅してたんでな、マッチもライターもないなんてざらだったんだよ」

できた種火を枯れ葉に移し火を大きくする


「火をつけたわいいがどう調理する?まさか毛皮ごと焼くんではあるまいな」

「馬鹿かお前は、ちょっとまってろ」

「待ちたまえ馬鹿とはなんば、この天才少女ノイマンに向かって」

後ろで騒ぐノイマンを無視して長細く大きめな石を拾い近くの岩に力いっぱいこすりつける、石と岩は擦れあい長細い石の端は包丁のように鋭くなる

「これで捌くんだよ」

できた石包丁を見せつける


「まるで原始人だな君は」

「原始人じゃねぇ、超人類だ」


できた石包丁をレッドツリーボアに当て毛皮を切る、かなり硬く数回切りつけた、出てきた肉少し繊維質だがほのかにリンゴのような匂いをその身からさせているこれは期待できそうだ


肉を切り取り枝に刺し火に当てるそれを何本か作る、火に油が垂れパチパチという音をさせその肉を焼いていく、生の時にさせていたリンゴのような匂いはより強くなり鼻孔をついてくる

「よだれが垂れてきやがった」

もう我慢できない少し早いが肉をとりかぶりつく

その肉は予想とは大きく違いはとても柔らかい、肉の旨みそしてリンゴのような甘味黒毛和牛のA5ランクの肉にも勝るとも劣らない肉だ


「おいお前も食ってみろ最高に美味いぞ」

「いただこう」

ノイマンが手を伸ばした時火が大きく荒れた

「あっつ…………これは」

反射で手を引っ込めたままブツブツと呪文のように何かを呟き始めた、そのまま数分間後急に立ち上がると今度は呪文を唱え始めた

「炎よ我ノイマンの声に応じよ、炎よ荒れ狂え」

「廚二かお前」

イタいなぁと思ってると目の前にあった火が本当に荒れ狂ったように暴れだす

「あっぶねぇーなこの野郎」

肉を確保し後ろに飛び上がる、あと少しで肉が丸焦げになるところだった

「いやすまない急に降りてきたものでな、だがこれがあの神が言ってた魔法という物らしいな」


なに魔法だと?

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