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カンスト報酬は異世界で  作者: ジャージガイ
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出発

目が覚める、当然のように横で寝ているノイマンの頭を撫でる

机の上には件の拳銃が2丁置かれていた

「全くこいつの頭んなかはどうなっていやがる」

この拳銃は恐らくというか確実に錬金術で作り上げたものだろう、錬金術で作ったと言えば簡単に聞こえるが

一つ一つのパーツは鮮明に思い描くなんて常人のはむりだ


まぁグダグダ考えても仕方がないノイマンをおこし、パーシヴァルとの集合場所に向かった


朝霧立ち込めるなか、馬車と共にパーシヴァルが待っていた

「あっこっちっす」

ブンブンと手を振るパーシヴァル、その姿はまんまお子様である


挨拶も程々に馬車に乗り込むとその中は外見の数倍の広さの部屋がひろがる

「これは」

「異空間馬車は初めてっすか?」

「似たようなもんは見たことあるが馬車バージョンもあるとはな」

「自分自慢の一品っすね、これで旅は快適っす」

そんなことを話していると窓の景色が流れている事に気づく

「は?これ進んでんのか!?」

俺が急いで窓から身を乗り出すと土塊の馬が馬車を引いて走っている

「異空間馬車で広々快適、アースホースで手綱を握らなくても視界共有と魔力操作で楽ちんっす」

自動運転かよ、ある意味進んでるよなこの世界、


馬車で進んでいるということを忘れさせるほど無振動のなかでパーシヴァルのいうとうり楽ちんな旅をすごすなが急に警告音が流れた

「はぁ~面倒くさい奴らがきたっす」

視界を共有しているパーシヴァルがいま何がおこって停止しているのか分かったようで、恐らく山賊の類だろう

「何人だ?」

「見えてるだけで10人位いるっすね」

となると隠れている奴も合わせたら30人位か大所帯だな


「俺が処理する」

とういい立ち上がろうとする俺をノイマンが止める

「まちたまえ」

「なんだよ」

ノイマンは静かに立ち上がり件の拳銃を2丁取り出す

「これを試してみたくてね」

「そういうことな、いいぜ俺達は後ろでみててやるよ」

全員で馬車からおりる、女がいると騒ぐ山賊ども、これからどうなるとも知らずに


「さぁ実験開始だ」

ノイマンはそうつぶやきながら引き金を引いた

バンッバンッと2回の破裂音と同時に2人の山賊の頭が吹き飛んだ

「ライフリングは成功していたようだ、次は」

この場にいる全員が戸惑うなかノイマンは次の手に動く

バンッバンッとまた2発うつが今度は2発の弾丸は山賊の間を通り抜けたようにみえた


外した?そう思った瞬間2つの弾丸はぶつかり発光そして大爆発をおこした

「うむ、完璧だ、仁もういい私は馬車に戻っている」

俺以外何が起こったのかわからないそんな顔をしているそんな奴らをほおっておいて一人馬車に戻っていった


「たくっ、お姫様はわがままだな」

いまだに何が起こったのか把握できていない群衆を殺すなどぞうさもなく一瞬でかたがついた


計30人の死体の山、パーシヴァルがゴーレムを生成して街の自警団に引き渡せるよう手紙を添えて死体を運んでもらった

「こいつらに懸賞金が出てたらいいっすね、自分は何もしてないんで取り分はいらないっす」

「どうした遠慮気味じゃねーか」

「その代わりといってはなんすけど、さっきの説明が欲しいっす」

「あぁおれも詳しくは聞いてないんだ移動時間は長いんだろ?ゆっくり説明してもらおうぜ」


馬車が無振動で動いているなか、俺はノイマンに説明を求めた

「ノイマン、それはなんだ」

「グロッグ系統を参考に作成した拳銃だが?」

「品名はどうでもいい、どういう仕組みだこれは何で出来ている?」

「仕組みか教えてもいいがわからないだろう、仁はともかくパーシヴァルなんかは」

ノイマンはごとりと重い音を立てて拳銃を2丁テーブルに置くとそれとは別に鉄のようなものを横においた


「魔鉄っすか」

「そうだ、これを錬金してパーツをつくる言葉にしたらこれだけだ」

単純な話だろう?そう肩を竦める


「それは大体わかるっす!けど銃撃であんな威力は有り得ないっす、ましてやあんな爆発なんて」

「落ち着きたまえ、確かに一般的に販売されている銃ではこの威力は出ないだろう、しかしこの私が作ったのだ拳銃も銃弾も普通のものではないすこし馬車を止めたまえ」

そう言って馬車を停止させるとノイマン銃をもち外にでる


「いいかね、この世界の拳銃はいわゆる前装式と言われる後進的な銃だ、連射も効かないし威力も知れているしかし私特製のこれは違う、発射される瞬間私の魔力が弾頭に流れその弾頭は爆発性を帯びた物質に変換する」

説明を行いながら近くの木に発砲、小規模の爆発をおこし木は大きくえぐれ倒れた


「これを別々の物質で掛け合わせる事によりその威力ははかり知れないものになる、例えば、ニトロ化合物と気化状態のガソリンを合わせたばあい」

空中に向かって2弾うつ、銃弾は上空でぶつかり大爆発をおこした


「なっ」

パーシヴァルが上を向いたまま口を開けて停止している

「これは歩く大砲だな」

おれも思わずひきつった笑いがでる

この程度の爆発は魔術のあるこの世界では元の世界ほどの脅威ではないしかしあくまでも比較すればの話だ、連射されてはたまったもんじゃない

「なっなんなんすかその馬鹿げた力!その発光は錬金術っすよね!」

「なんだお前も錬金術のつかえるのか?」

「そりゃ便利な術ですから一応は、だけどあんな馬鹿げた事できないっす!」

魔術の陰に隠れているがしっている奴はしっている技術なんだな


「それは魔術も同じであろう、知識の差だ」

「ノイマンさんの謎の知識マーリンさんからきいてたっすけどとんでもないっすね」

その反応だけでおわるのがこの世界の怖いところだな

















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