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カンスト報酬は異世界で  作者: ジャージガイ
31/40

出発準備

チュンチョンという小鳥の声とカーテンから漏れる木漏れ日で目が覚めた


「朝かすこし寝るつもりだったが熟睡してしまったみたいだな」

俺が眠い目をこすりながら起き上がろうとしたが布団に重みをかんじる

ノイマンである、しかも何故かすっぱだか

まさか寝ている間に無意識でやっちまったかとおもい自分の体をみるが服を着ているし乱れた様子もない

「たく裸族かよ」

傍からみたら事後だなっとそう思っていると勢い良くドアが開きパーシヴァルが入ってきた

「仁さん!!おはようござ」

目が合うとノイマンと俺とを交互に見た後、顔を真っ赤にしてでていく

「すすすっすみませんっすお邪魔したっす!!」

「まてまてまて!誤解だ!」

おれは魔力を使って加速パーシヴァルの襟首を掴む

「おっ襲われるっす!!誰かぁ!」

「てめえ静かにしろ!!」

バタバタ暴れるパーシヴァルの口を押さえて部屋に戻る


暴れるパーシヴァルを落ち着かせ座らせた


「いやぁすみませんけどあれは真っ最中だとおもうっすよ」

「その前にノックくらいしろよ」

「そんなに怒ってやるな仁」

おれがパーシヴァルに説教をしているとノイマンが横やりをだす

「そもそもてめぇが不要に裸で寝てなきゃこんな事にはなってねぇよ!」

「いだっ!馬鹿になるだろ」

いらない事いうノイマンには鉄拳制裁だ


俺の怒りは茶菓子をもってきたソフィによって沈められた


「で?要件はなんだ、遊びに来たわけじゃないだろ?」

「そっそうっすビストニアへの出発日時が決まったっす」

「いつだ」

「明日っす、馬車で2日くらいかかるっすから、食料とかの準備をしておいた方がいいっすよ」

じとっとノイマンをみるパーシヴァル


「分かってるよ、明日だなどこに向かえばいい?」

「正門前に馬車を用意しとくっすから早いっすけど日の出と同時に出発するっす」

「正門前ね了解」


パーシヴァルと打合せのあと着替えてノイマンと一緒に街にでるとまっすぐ市場に向かう


以前と変わらないにぎやかさだ、まずどこに行こうかとかんがえているとよこから声がかかる

「兄ちゃん兄ちゃん久しぶりだなぁ!今度は女ずれかい?サービスするからよまた買っていってくれよ」

串焼きの親父か、ちょうど腹が減っていたところだ

「そうだなぁじゃあとりあえず10ぽ「いま焼いているもの全てもらおうか」

おれが本数を伝える前にノイマンが割ってはいる、いま焼いているものって軽く30本はあるぞ


「おっ景気がいいねぇまいど」

親父はささっと串をまとめて袋に入れてくれた

それを受け取ったノイマンは5本袋から取り出して残りは収納してしまう


「たくよ、親父いくらだ」

「そうだなぁ32本あったんだが30本分いいぜ銀貨15枚ってとこだな」

「あいよ」

おれは親父に銀貨を渡してさきにあるきだしたノイマンを追う


ノイマンに追いついたときすでに串焼きは2本になっていた

「てめぇくうのはやすぎだろ俺にもよこせ」

おれは残りの串焼きをノイマンから奪い取る


「あっ私のだぞ!」

「てめぇのじゃねぇ2人分かったんだ!」

そんな調子で買い物を進めていく

ノイマンのせいで余計なものを買ってしまったが無事に食料調達を終えた俺達は市場の出口に差し掛かっていた


買い忘れた物はないかと考えているとノイマンがついて来ていない事に気づく

辺りを見回すと路地裏を凝視しているノイマンをすこし離れてた所で発見する


「なにしてんだノイマン」

声をかけて反応はなく、だまって路地裏に進んでいくノイマン


「おいまてよ!」

ノイマンを追いかけてたどり着いた先には不気味な店があった

看板には廃れた文字で錬金術屋と書いてあった


「錬金術…」

ノイマンがポツリとつぶやくと勢い良くドアを開いた

バタンと大きな音を立てて開いたドアの先には中年の男がいた


「おや、こんな昼間にお客様なんて珍しい事もあるものだ」

男は読んでいる本を閉じてこちらを向く


「錬金術と書いていたが、それは本当か?」

「本当かという意味がよくわからないが、紛れもなくここは錬金術屋ですよ」

「そうか・・一ついいかね?」

「何でしょうか?」

「魔術という物体変換術がある世界で錬金術、存在意義がないように思えるが?」

ノイマンの突拍子もない質問に男は見た目にそぐわない大笑いを始めた



「はっーはっはっは、ここに錬金術屋を開いて長いがまさか存在意義がないと言われるなんてね」

男は笑いながらポケットから石と何かの液体を取り出してノイマンに投げつけた


俺はすかさずノイマンの前に立ちそれを払いのけようと腕を振るった時だった


液体が光り、気づけば俺の腕は石に覆われていた


「これが錬金術です、物体変換術とおっしゃっていましたね物体を違う物体に変換するまさしくその通りですね、しかし魔術と違って魔力さえあれば詠唱も精霊との相性も関係ないしかも、精霊という別の生命体を使わない分、慣れれば完璧にイメージ通りに物体を変化させられる、これが錬金術です」


その長台詞をきいたノイマンはおれの石で覆われた腕を真剣に観察する


「ふむ、面白い・・これを私に教えたまえ」

「いいでしょう、しかし楽な道ではないですよ」

二人は硬い握手をかわしながらすぐに講義にはいった、片腕を石で覆われた俺を放置して







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